4. 旧紙幣の一万円札が使えなくなると言って交換を持ちかける詐欺は?財務省・日本銀行・政府広報が注意を呼びかけている

新紙幣の発行を口実にした詐欺について、公的機関は次のように注意を呼びかけています。

  • 【財務省】2019年4月に新しい日本銀行券の発行を発表した際の案内で、現行の日本銀行券は新しい日本銀行券が発行されたあとも引き続き通用するとし、「現行の日本銀行券が使えなくなる」などを騙った詐欺行為(振り込め詐欺など)への注意を呼びかけています
  • 【日本銀行】従来の日本銀行券は新券が発行されたあとも引き続き通用するので、新券に交換する必要はないとし、「従来の日本銀行券が使えなくなる」といった誤った情報や詐欺行為などへの注意を呼びかけています
  • 【政府広報オンライン】2024年8月19日の記事で、これまでのお札も引き続き使用できるとし、「これまでのお札が使えなくなる」などといった詐欺行為への注意を呼びかけています

旧紙幣は新紙幣に交換しなくても使えます。「使えなくなる」「交換する」と電話がかかってきたり、自宅を訪ねてきたりしても、お札や口座の情報を渡さないことが大切です。財務省は、詐欺と疑われる行為に遭った場合や不審に思った場合は、最寄りの警察に相談するよう案内しています。

5. 旧紙幣の一万円札を日本銀行で引き換えるときは?本支店だけで受け付け、予約と平日の来店が前提

日本銀行で引き換えるときは、受け付ける場所と時間が決まっています。日本銀行の「損傷現金の引換えについて」の案内から、来店の前に確かめたい点を挙げます。

  • 【場所】日本銀行の本支店。国内事務所などでは取り扱っていない
  • 【時間】日本銀行の営業日の午前9時から午後3時まで
  • 【予約】ホームページや電話で、来店する本支店に事前に予約する。予約がないと当日中に引き換えられない場合がある
  • 【郵送】郵送では受け付けていない
  • 【破れたお札】表と裏の両面があることが条件。残っている面積が3分の2以上なら全額、5分の2以上3分の2未満なら半額で引き換え

日本銀行は、新紙幣への単純な交換は行っていません。日本銀行での引き換えは、発行が終わり流通に不便なお札や、使いにくくなったお札を持ち込むときの方法と考えておくとよいでしょう。