3. 冷蔵庫の時価の目安はいくら? 購入10万円なら6年で約4万円、平均の13年で約5000円

冷蔵庫の時価に決まった計算式はないため、ここでは税の決まりにある家庭用の資産の数え方を目安として当てはめます。国税庁は、災害などで家財が損害を受けたときの雑損控除について、時価を取得価額から非業務用として計算した減価償却費の累積額を差し引いて求められるとしています。

  • 【電気冷蔵庫の耐用年数】6年(国税庁「耐用年数(器具・備品)」)
  • 【家庭用(非業務用)の年数】耐用年数の1.5倍の9年(所得税法施行令第85条)
  • 【差し引く額】購入価格×0.9×償却率0.111×使った年数。上限は購入価格の95%(国税庁「No.3261」と同じ計算の形)

購入価格10万円あたりで計算すると、時価の目安は次のとおりです。

  • 【3年】約7万円(購入価格の約70%)
  • 【6年】約4万円(購入価格の約40%)
  • 【9年】約1万円(購入価格の約10%)
  • 【13年】約5000円(購入価格の約5%)

※試算の前提:購入価格10万円あたり。旧定額法の償却率は、耐用年数9年の0.111です。使った年数は、6か月以上の端数を1年、6か月未満を切り捨てる国税庁の扱いに合わせ、平均使用年数13.1年を13年としています。業者の実際の算定方法とは異なる場合があります。

例)購入価格10万円の冷蔵庫の場合 使った年数ごとの時価の目安(家庭用の家財の数え方)1/1

購入価格10万円の冷蔵庫の時価の目安を、家庭用の家財の数え方で試算した表。3年で約7万円(約70%)、6年で約4万円(約40%)、9年で約1万円(約10%)、買い替えまでの平均使用年数にあたる13年で約5000円(約5%)。

出所:国税庁「No.3261 建物の取得費の計算」、内閣府「消費動向調査(令和8年3月実施調査結果)」をもとにLIMO編集部作成

冷蔵庫の時価の目安は、税の耐用年数6年を過ぎると購入価格の半分を下回り、平均の13年では1割を大きく下回ります。購入価格が15万円でも、13年使っていれば目安は約7500円です。