“へそくり”を貯めるコツは、配偶者にバレにくい場所に隠すこと。“タンス預金”が一般的でしょうが、ふとした際にバレるので要注意。それよりも電子マネーを活用したり、子ども名義の預金口座に貯めたりするのがおすすめです。

例えば、電子マネーは少額のへそくりをコツコツ貯めるのに向いています。交通系ICカードなら、第三者にバレにくく、現金を持ち歩かなくて良いのがメリットです。またスマホ決済サービスの「PayPay」には、チャージした残高を指定の銀行口座に振り込める機能があります。浮いた生活費をチャージしておき、必要な時に出金する、といった使い方も可能です。

へそくり専用の銀行口座を開設する場合、通帳が残らないネットバンクがおすすめです。WEB上で取引履歴も確認できるため、へそくりの管理が楽になりますよ。子ども名義の銀行口座にすれば、万が一バレた際に言い逃れやすいのもポイント。ちょっとした悪知恵ではあるものの、自己防衛のために覚えておきましょう。

まとめ

老後の不安要素とへそくり額は比例します。良好な夫婦関係さえ築けていれば、老後の不安・負担は軽くなるはず。幸せな老後生活を送るためにも、夫婦で“お金の情報共有”をすることが大切です。

高橋 一磨