オリンパスが一時+20%弱高の大爆騰! 日経平均株価は3日続伸

【東京株式市場】 2019年11月7日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続伸、方向感に乏しい膠着感の強い展開

2019年11月7日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,330円(+26円、+0.1%) 小幅3日続伸
  • TOPIX 1,698.1(+3.6、+0.2%) 小幅3日続伸
  • 東証マザーズ株価指数 873.8(+2.4、+0.3%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:984、値下がり銘柄数:1,070、変わらず:99
  • 値上がり業種数:17、値下がり業種数:16
  • 年初来高値更新銘柄数:158、年初来安値更新銘柄数:6

東証1部の出来高は12億6,775万株、売買代金は2兆3,894億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。特段新しいニュースがなかったことで模様眺めムードが強まりましたが、決算発表を受けた個別企業の売買が盛んとなりました。売買代金は減少したものの、2兆4,000億円レベルを維持しています。

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そのような中、日経平均株価は方向感の乏しい膠着感が強い値動きとなりました。前場の半ばに一時+32円高まで上昇しましたが、後場寄りで一時▲50円安まで下落する場面が見られました。その後もマイナス圏での展開が続きましたが、大引けに掛けて一気にプラス圏へ浮上して3日続伸で終わっています。日中の値幅(高値と安値の差)は約82円という非常に狭いレンジ内での推移となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となりましたが、前日に付けた1,700ポイント台には達しませんでした。

東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は62日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は3,658万株、売買代金523億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲に回復の兆しが一向に見られず、売買代金は62日連続の1,000億円割れとなりました。また、出来高も4,000万株割れが続く厳しい薄商いとなっています。

ただ、株価指数は小幅上昇となりました。依然として900ポイント回復に及ばない状況ですが、今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えましょう。

オリンパスが一時+20%高に迫る大爆騰、トヨタ自動車も堅調な決算発表で年初来高値を更新

個別銘柄では、前日の4~9月期連結決算発表で最終損益が黒字転換したオリンパス(7733)に買いが集まり、一時+20%高に迫る大爆騰となり、終値も+15%超高の年初来高値更新となりました。また、同じハイテク株では、村田製作所(6981)とシャープ(6753)が連日で年初来高値を更新しています。

その他では、取引時間中に決算を発表したトヨタ自動車(7203)が直後から急伸して年初来高値を更新し、医薬品株では中外製薬(4519)が堅調に推移して年初来高値更新(上場来高値更新でもあります)となったことが目を引きました。

一方、前日に通期業績予想の大幅下方修正を発表した三菱自動車(7211)が一時▲8%超安の急落となり、同じく通期予想を下方修正した神戸製鋼(5406)も▲6%安に迫る急落となりました。

また、前日の上期決算で大幅な赤字転落を強いられたソフトバンクグループ(9984)は、一時▲4%超安まで売られた後は買戻しと利食い売りのせめぎ合いとなり、終値は▲2%超安で引けています。

新興市場(東証マザーズ)では、ジェイテックコーポレーション(3446)が大幅安となり、EduLab(4427)も4日続落となりました。また、メルカリ(4385)や手間いらず(2477)も冴えない値動きで引けています。一方、マネーフォワード(3994)が大きく値を上げました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。