ポイント投資は活用すべき?

最近話題になっているポイント投資。dポイントやTポイント、楽天ポイントなどを使って株や投資信託を買うことができる新たな投資手法です。これまでお金を払って購入していた株や投資信託が、あらたにポイントを使って購入できるようになり、より気軽に、そして簡単に投資を始めることができるようになったのです。

この点に関しては、4人中3人がすでにポイント投資を始めていました。自営業60代のDさんは「ポイントをポイントのまま持っておいても、1ポイント=1円の価値は変わらない。株や投信を購入して値上がりしたら、1ポイント=1円だったものが2円、3円と価値が上がる可能性がある。それならば値上がりが期待できる株や投信を買ったほうがいい」と話します。

Cさんも「買い物で使ってもいいけど、もったいない。ポイントがあるからと無駄なものを買ってしまうこともある。それなら早めに投資に切り替えたほうがいい」とのこと。

Aさんは「要はポイントの現金化ということだと思う。今まではそのポイントが利用できる店じゃないと使えなかった。広範囲で使えるから不便さはなかったけれど、あくまでポイント。でも、ポイントで株を買い付けて、売却した後に残る現金は元々ポイントだったものが現金化されたもの。その点では画期的」と目を輝かせます。

まだポイント投資をしていないというBさんも「いずれはやろうと思っている。まだ吟味中。ポイントは買い物に使っていたので新たな選択肢が登場してワクワクする」と話してくれました。

まとめ

今回話を聞いた富裕層の人たちは自営業の人やベンチャー企業のCEOなどで、お金の工面をしたり資金調達をしたりして事業を成り立たせてきた人たちです。そのため、お金については少額であってもシビアですし、お金を上手に活用することや運用することについて非常に関心が高かったように思います。

今まで何となくポイントを使っていましたが、彼らの話を聞くと、ポイントやキャッシュレス化との付き合い方を改めて考えてみようという気になりますね。

大塚 ちえ