「1人で育児をこなしていて自由がない」「家事と仕事の両立が辛い」と悩んでいる女性は少なくありません。忙しい毎日に追われていて、心に余裕がなくなっているケースも多く見られます。

女性たちの負担を軽くするには、一体どうしたらいいのでしょうか。うまく工夫している方に、実際に取り組んでいることを聞いてみました。

多忙な女性たちの悩みと本音

・「小さな子供を育てていると、自分の時間がほとんどありません。お風呂や食事はもちろん、トイレさえも子どもと一緒。子どもが昼寝をしている間は、ひたすら家事を行ないます。もう体力の限界かもしれません」

・「誰にも頼れない、という状況が辛いです。風邪をひいても、ご飯の用意や子どもの遊び相手をしなければならないですからね…。育休から復職したときのことを考えると、不安でたまりません」

・「家事や育児に休みはないのに、夫は週末になったらゴロゴロしてばかり。ようやく動き出したと思えば、友人と飲み会に行くこともあります。定期的に休める夫が羨ましい…」

自分の時間がない、頼れる人がいないという状況に、苛立ちや不安を感じているケースが多いようです。それにもかかわらず自分の思うままに行動している夫を見ると、腹が立つのも無理はないのかもしれませんね。

まずは自分を褒めてあげよう

仕事では評価や周囲の声によって、自分の努力が認められる機会がありますよね。でも、家事や育児となると話は別。誰からも褒められず、黙々と任務をこなすだけの毎日はやりがいや達成感を得られにくい環境です。

そこで、自分で自分のことを褒めてあげましょう。自分の努力を改めて確認することで、自信にもつながるはずです。実際に試してみた人の声も聞いてみましょう。

・「ふと考えると、家事をしながらの育児ってかなりハードな毎日ですよね。そう思うと、もう少し自分を労わってあげてもいいのでは…と感じるようになりました。今までなんとか自力で乗り越えようとしていたけれど、最近では一時預かりやベビーシッターを利用しています」

・「街中で見かけるママたちは、みんな笑顔で子どもと話している人ばかり。そんな様子を見て、イライラしてばかりの自分にうんざりしていました。しかし、『私は私なりに頑張っている』と捉えるようになってから、気持ちが楽になりましたよ」

・「1日1回、布団に入ったら頭の中で自分を褒めるようにしています。今日は風邪をひいているのに家事をこなせた、子どもにたくさん絵本を読んであげた、たまっていた洗濯を片付けられた…など、どれも小さなことばかり。それでも、自分のモチベーションアップに繋がっています」

「自分を褒める」以外の方法を実践している人も