白髪染めを自宅で済ませるか、美容室に行くか。40代以降、この悩みを抱える人は少なくありません。
自宅で染めれば安く済みますが、塗り残しや仕上がりのムラが気になります。美容室なら仕上がりに満足できても、料金と時間の負担から、つい間隔があきがちです。
その中間として店舗を増やしているのが、ヘアカラーに特化した専門店です。2026年10月1日には、「カラープラス」が千葉市稲毛区に新店舗を出し、全国80店舗となりました。本記事では、白髪染めの3つの選択肢を、費用と時間の両面から整理します。
1. 店舗を増やす「ヘアカラー専門店」とは
ヘアカラー専門店は、美容室のメニューのうちカラーだけを扱う業態です。カットやパーマは行いません。
運営する株式会社マスターピースによると、カラープラスは21都道府県で80店舗を展開しています。年間の利用者は25万人を超え、40〜60代の女性が中心です。
メニューを絞ることで、施術の手順や使う薬剤、人員配置を統一できます。その結果、根元染めは税込2780円から、施術時間は約60分が目安とされています。
同社は2027年3月までに100店舗をめざしており、今後の出店はすべてフランチャイズ方式で進める方針です。
2. 白髪染めの3つの選択肢を比べる
白髪染めの方法は、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。
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LIMOにて作成
セルフカラーは1回700円程度と最も安上がり。ただ自分では後ろ側が染めにくく、仕上がりに不満が残ることもあります。髪の長さによってはカラー剤が1箱では足りなくなることも。
美容室は1回7000円近くかかり、セルフカラーとの差はおよそ10倍。相談しながら仕上げられる一方で、費用と時間の負担は大きくなります。
ヘアカラー専門店は、その間で費用と仕上がりのバランスをとりたい人向けの選択肢といえます。
3. 年間の費用を試算してみる
根元染めを税込2780円として、通う頻度別に年間の費用を計算してみます。
毎月1回通う場合は、2780円×12回で年間3万3360円です。2カ月に1回なら、6回で1万6680円になります。
白髪は1カ月で約1cm伸びるといわれ、根元が目立つまでの期間には個人差があります。「毎月」と「2カ月ごと」の差は年間で1万6680円です。月1回のペースが本当に必要かを考えるだけでも、出費は大きく変わります。
4. 「時間」もコストのうちと考える
節約というと金額に目が向きがちですが、時間の負担も見逃せません。
セルフカラーは店に行く必要がない一方、準備や後片付け、浴室の掃除にも手間がかかります。仕上がりに満足できず染め直せば、その分の費用も追加でかかります。
逆に、美容室で長時間過ごすのが負担になり、白髪を気にしながら来店を先延ばしにしている人もいるでしょう。
どの方法が自分にとって安いかは、料金だけでなく、かかる手間や仕上がりへの満足度も含めて考えるのがポイントです。
5. 専門店を選ぶ前に確認したいこと
専門店は便利ですが、誰にでも合うとは限りません。利用前に次の点を確認しておくと安心です。
- カットはできない:カットは別の美容室に通う必要があり、トータルの費用と手間を考える必要があります
- 対象となる客層:カラープラスは女性専門店として運営されています
- 店舗ごとの違い:フランチャイズ店の場合、営業時間や細かなサービスは店舗によって異なることがあります
6. 執筆者コメント:大人世代は「白髪染めとどう付き合っていくか」が大切
白髪染めは長く続く出費だからこそ、「どこで、どのくらいの頻度で染めるか」を一度見直す価値があります。
セルフカラー、専門店、美容室には、それぞれ費用・時間・仕上がりの面で一長一短があります。
自分の白髪の伸び方や生活スタイルに合わせて、どう組み合わせて付き合っていけば「無理なく美しさをキープできるか」一度再考してみてはいかがでしょうか?
参考資料
- ヘアカラー専門店「カラープラス」が千葉・稲毛に新店オープン!全国80店舗|2027年3月に100店舗へ | 株式会社マスターピースのプレスリリース(PR TIMES)
- ヘアカラーリング剤1箱の値段(小売物価統計調査)|日本の物価
- ヘアカラーリング代1回の値段(小売物価統計調査)|日本の物価
- e-Stat 小売物価統計調査 調査品目の年平均価格
- 【美容室編】美容センサス2026年上期|ホットペッパービューティーアカデミー
安達 友美
