年齢を重ねるにつれて気になる白髪。美容院でこまめに染めてもらいたいけれど、根元染めだけでも数千円、全体染めなら1万円近くかかることも珍しくありません。しかも白髪は待ってくれないため、月1回、あるいはそれ以上のペースで通う人も多いはず。積み重なると年間の美容費はかなりの金額になります。

安達 友美
そんな中、「白髪染め代を賢く抑えたい」という大人世代のニーズに応えるように、ヘアカラーに特化した専門店が全国で店舗数を伸ばしています。

今回は、その代表例である「fufu(フフ)」を取り上げながら、毎月の白髪染め代を見直すヒントを考えてみたいと思います。

「きれいでいたい気持ちは変わらないけれど、この出費はなんとかしたい」——そう感じている大人世代は多いのではないでしょうか。

1. 美容院の白髪染め、実は家計にじわじわ響いている

美容院での白髪染めは、カットやトリートメントとセットになっていることが多く、根元だけのリタッチでも5000円前後、全体染めとなると7000円~1万円程度かかるケースが一般的です。

白髪の伸びるスピードは人それぞれですが、根元が気になり始めるのはだいたい月1回~1ヶ月半に1回のペース。年間で考えると、白髪染めだけで6万円~10万円以上を美容代として使っている人も少なくありません。

2. 選択肢のひとつ「ヘアカラー専門店」とは

1/2

出所:PRTIMES

出所:PRTIMES

近年、こうした悩みに応える形で広がっているのが、白髪染めとおしゃれ染めに特化した「ヘアカラー専門店」です。カットやパーマといったメニューを扱わず、カラーリングに特化することで、施術時間と料金の両方を抑えているのが特徴です。

その中でも大規模に店舗展開しているのが、全国に160店舗以上(全店直営)を構える「fufu」です。運営する株式会社Fast Beauty(東京都目黒区)によると、これまでの累計来店者数は650万人を超えるといいます。2026年9月17日には、東京都杉並区に「fufu 西荻窪駅前店」がオープンしました。

fufuの料金体系を見てみると、通常価格で根元染め・リタッチが3300円、全体染めはショートで4400円、ロングでも5500円~。しかも初回価格では根元染め・全体染めともに2200円からとなっており、美容院で染めるのと比べると、1回あたりの負担がぐっと軽くなる価格設定です。

3. 「3ヶ月染め放題」で、月々の負担をさらに圧縮

さらに気になるのが、fufuが用意する「スターターパス」という仕組みです。3ヶ月間、税込8250円で根元染め・全体染めが染め放題になるプランで、期間中はオプション20%オフ、全体染め1回無料といった特典も付いてきます。

単純計算すると、3ヶ月の間に3回以上ヘアカラーで通う人であれば、通常価格(根元染め3300円×3回=9900円)よりスターターパスのほうが安くなる計算です。「白髪が気になって月1回は通いたい」という人にとっては、都度払いよりも定額で通える分、月々の出費が読みやすくなるのもメリットといえそうです。

4. 予約なしOK・60分・前払い制という手軽さ

価格だけでなく、通いやすさの工夫も見逃せません。fufuは予約なしでも入店可能(予約優先)で、施術時間は女性で約60分、男性で約45分とスピーディー。料金は前払い制のため、施術後に追加料金を心配する必要もありません。買い物のついでや仕事帰りに、ふらっと立ち寄れる気軽さは、忙しい大人世代にとって嬉しいポイントといえそうです。

美容院に通い慣れている方であれば、仕上がりに満足しつつ料金を抑えられたと感じる人も多いようです。逆に自宅で市販のカラー剤を使っている方にとっては、市販品とほぼ変わらない費用でプロの施術が受けられるという逆方向のメリットもあります。どちらの層にも選ばれやすい設計になっているのが興味深いところです。

5. 白髪染め代の見直しは「頻度」と「単価」から

2/2

LIMOにて作成

LIMOにて作成

毎月の白髪染め代を節約したいなら、まずは自分がどのくらいの頻度で、いくら使っているかを把握することが第一歩です。月1回以上のペースで通う自覚があるなら、都度払いより定額プランのほうが結果的にお得になるケースもあります。カットやパーマまでフルセットで頼む美容院と、カラーに特化した専門店とを、目的に応じて使い分けるのも賢い選択肢のひとつです。

6. 執筆者コメント:白髪染めは頻度を落とすよりも「単価を下げる工夫」でバランスを取りたい

安達 友美
美容記事の編集をしていると、大人世代の読者から一番よく届くお悩みが「きれいでいたい気持ちとお財布事情、どう折り合いをつけるか」というものです。
白髪染めは一度サボると一気に老けて見えてしまうからこそ、頻度を落とすより単価を下げる工夫のほうが現実的だと感じています。

根元染めだけで月5000円前後、年間で考えると数万円単位の差が生まれるのですから、単価を下げる選択は決して小さな工夫ではありません。

定額で染め放題になるようなプランをうまく使えば、見た目の若々しさと家計への優しさを両立させやすくなります。
美容院を完全にやめるのではなく、用途に応じて上手に使い分ける柔軟さこそ、これからの美容費との付き合い方だと思います。

参考資料

津田 友美