ソフトバンクGが下げ止まらず4日続落、厳しい低迷ぶり。日経平均株価は5日続伸!

【東京株式市場】 2019年10月25日

株式市場の振り返り-日経平均株価は5日続伸、TOPIXと揃って連日の年初来高値更新

2019年10月25日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,799円(+49円、+0.2%) 5日続伸
  • TOPIX 1,648.4(+4.7、+0.3%) 4日続伸
  • 東証マザーズ株価指数 865.6(+4.1、+0.5%) 6日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,285、値下がり銘柄数:735、変わらず:135
  • 値上がり業種数:22、値下がり業種数:11
  • 年初来高値更新銘柄数:116、年初来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は11億85万株、売買代金は2兆733億円(概算)となりました。出来高は前日より小幅減少となりましたが、売買代金は増加しています。目立ったニュースがない中で、FOMCや日銀金融政策決定会合など月末のイベントを控え、様子見スタンスが強まりました。

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売買代金はかろうじて2兆円を上回りましたが、盛り上がりに欠けた商いとなっています。

そのような中、日経平均株価は底堅く推移したものの、上値の重い展開となりました。前場は、半ばに一時+69円高まで上昇して22,800円台を回復しましたが(22,819円、連日の年初来高値更新)、約1時間後には一時▲35円安のマイナス圏へ沈む場面が見られました。

後場に入ると前日終値付近で膠着感の強い値動きとなりましたが、大引けに掛けて上昇して5日続伸で引けています。ただ、終値は22,800円へわずかに達しませんでした。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日続伸となり、日経平均株価同様に年初来高値を更新しています。

東証マザーズ株価指数は6日続伸、売買代金は54日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,853万株、売買代金647億円となり、いずれも前日より増加しました。依然として個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は前日よりは増えたものの、これで54日連続の1,000億円割れとなりました。

ただ、一部主力銘柄が買われた結果、株価指数は6日続伸となりました。ここから再び900ポイント回復を目指していくのか注目です。

エーザイが一時7カ月ぶりの高値、ソフトバンクGは下げ止まらず4日即落

個別銘柄では、連日でストップ高となっていたエーザイ(4523)が取引時間中に値が付き、一時+12%高の爆騰となって7カ月ぶりの高値を付けました。ただ、その後はやや売りに押され、終値は+8%超高で引けています。さらに、中外製薬(4519)とアステラス製薬(4503)もザラバで年初来高値を更新し、第一三共(4568)も大幅高になるなど、医薬品株が総じて買われています。

また、半導体関連を中心にハイテク株が買われ、オムロン(6645)、TDK(6762)、アドバンテスト(6857)、SUMCO(3436)が連日で年初来高値を更新し、富士通(6702)と日立製作所(6501)も取引時間中に年初来高値更新となりました(日立の終値は下落)。

その他では、機械株の一角も半導体絡みで買われ、ディスコ(6146)が一時+14%超高の爆騰で年初来高値を更新したことが目を引きました。

一方、ソフトバンクグループ(9984)がなかなか下げ止まらず、この日も一時▲3%安に迫る大幅下落となり、終値も4日続落となりました。ちなみに、終値4,017円は4月16日に付けた年初来高値6,045円から▲34%下落し、ちょうど3分の2水準という低迷ぶりです。

その他では、シャープ(6753)やNEC(6701)などハイテク株の一角が下落し、SUBARU(7270)など自動車株も総じて冴えない値動きに終始しました。また、任天堂(7974)が▲3%超安の大幅下落で引けたことも注目を集めたようです。

新興市場(東証マザーズ)では、中村超硬(6166)は5日連続のストップ高とはなりませんでしたが、それでも一時+38%高の大爆騰となりました。また、メルカリ(4385)も久々の急騰となり、そーせいグループ(4565)も堅調に推移しています。

葛西 裕一

参考記事

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。