2. 「じゃあどうする?」今すぐできる買い物&節約テク3選
値上げの中身が分かったところで、今日から実践できる備え方を3つ紹介します。
特別な手間をかけなくても、週末の買い出しや普段の家事の中で取り入れられるものばかりです。
2.1 ①酒・飲料はPBや100均・ドラッグストアを味方にする
酒・飲料は、今回の値上げの影響を最も受けやすいカテゴリーです。
スーパーのプライベートブランド(PB)商品は、同じようなジャンルのナショナルブランド品より価格が抑えられていることが多く、置き換えるだけで支出を減らせます。
清涼飲料水や炭酸水などは、100円ショップやドラッグストアでも扱いが増えており、店ごとの価格を見比べてから買う場所を選ぶのも有効です。
特売日やまとめ買いの割引を活用しつつ、飲み切れる量を見極めて買いすぎを防ぐことも、結果的な節約につながります。
2.2 ②調味料は「使い切りサイズ」か「大容量」かを見極める
調味料は、世帯の使用ペースによって最適な買い方が変わります。
使う頻度が高い家庭であれば、1本あたりの単価が割安になりやすい大容量タイプを選ぶことで、値上げの影響を抑えられます。
反対に、使い切る前に風味が落ちてしまいがちな家庭では、割高に見えても使い切りサイズを選んだほうが、結果的に無駄が少なくなることもあります。
値段の安さだけで選ぶのではなく、自分の家庭の消費ペースに合わせて容量を選び直すことが、地味ながら効果的な対策になります。
2.3 ③光熱費はこの週末にできるノーリスク対策から
電気・ガス代は、使用量そのものを見直すことで負担を抑えられる余地があります。
冷蔵庫の設定温度を「中」から「弱」に変えるだけでも、季節によっては無駄な冷却を減らせる場合があります。
エアコンのフィルターにほこりがたまっていると、同じ温度設定でも余分な電力を消費しやすくなるため、月に1〜2回のフィルター掃除を習慣にするのもおすすめです。
こうした対策は、設備を買い替えたり契約を変更したりする必要がなく、今の暮らしのまますぐに始められる点が強みです。
たとえば酒・飲料の置き換えだけ、冷蔵庫の設定温度の見直しだけ、というように、できることをひとつ試すだけでも、月単位で見れば十分な効果が積み重なっていきます。値上げのニュースに振り回されすぎず、自分の家庭に合ったペースで続けることを優先してください。
3. まとめ
2026年10月は、酒・飲料を中心とした3153品目の飲食料品の値上げと、電気・ガス代にかかっていた国の補助の終了が重なる月です。
どちらも「気づいたら家計が苦しくなっていた」となりやすい変化ですが、買う商品や店を見直したり、光熱費のちょっとした使い方を変えたりするだけで、影響を和らげることができます。
今週末の買い出しから、できることをひとつずつ試してみてください。
参考資料
- 帝国データバンク「価格改定動向調査(2026年10月)」
- 経済産業省「2026年7月、8月及び9月使用分の電気・ガス料金支援の実施に伴い、電気・都市ガス料金の値引きを行うことができる特例認可・承認を行いました」
和田 直子
