海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているThe MohoさんのYouTubeアカウント@TheMohoの投稿。

マイナス20度の極寒に放置された犬を救助、生命の危機を乗り越えて回復していく姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で2万9000回再生、約1700件の高評価がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、猫の飼育費用は月平均どのくらいかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 極寒のなか放置されていた犬「クレオ」

極寒の雪の中で発見され、治療を受けるクレオ1/5

極寒の雪の中で発見され、治療を受けるクレオ

出所:@TheMoho

海外のSNSで、マイナス20度の極寒のなか放置されていた犬の救出劇が話題を呼んでいます。救出された犬の名前は「クレオ」。

保護されたとき、クレオの後ろ足と骨盤は骨折しており、輸血が必要な状態でした。

車に轢かれたところをそのまま放置されたとみられ、保護しようとしたスタッフにも吠えかかるなどパニックに陥っていました。

動物病院に搬送されたクレオは、骨折だけでなく腎臓にも深刻なダメージを負っていることが判明。集中治療が必要だと診断されました。

回復して元気な表情を見せるクレオ2/5

回復して元気な表情を見せるクレオ

出所:@TheMoho

3カ月間の入院を経て、クレオはようやく退院することができました。

車に轢かれた脚を切断することになりましたが、3本足で元気に走ることもできます。

現在のクレオは、保護団体の施設で穏やかに暮らしています。

ネット上ではクレオの無事を喜ぶ声や、保護団体のスタッフへの称賛が多数集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

森川 ちづる
「骨折だけでなく腎臓にも深刻なダメージを負っていた」という一文を読み、マイナス20度の極寒のなか、どれほどつらかっただろうと心が痛みました。

交通事故などの強い衝撃は、骨折や外傷だけでなく、腎臓にもダメージを及ぼすことがあります。腎臓は血流が豊富な臓器のため、強打によって出血や組織の損傷が起きやすく、急性腎障害につながることも珍しくありません。クレオのように骨折と腎臓のダメージが同時に起きると、治療の優先順位を見極めながら全身状態を管理する必要があり、治療は長期化しやすくなります。事故直後は歩けていても、数日後に状態が急変するケースもあるため、事故に遭った動物は外傷の有無にかかわらず、血液検査まで含めた診察を受けることが非常に重要です。

3カ月の入院と脚の切断を乗り越え、3本足で元気に走るクレオの姿には本当に安堵しました。彼女がこれからも穏やかに過ごせますように。

3. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?

過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。

猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。

中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。

無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。

(中略)

一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。

猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%
猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%

4. 今読まれている【森川 ちづるのおすすめ記事】3選

4.1 大きなお腹を抱えて民家の玄関に…妊娠9週目の母犬を保護、8匹の仔犬たちのその後に感動広がる

            大きなお腹を抱えて民家の玄関に…妊娠9週目の母犬を保護、8匹の仔犬たちのその後に感動広がる    

海外のSNSでは、犬や猫の動物レスキュー動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@TheMohoさんが投稿した母犬「メイシー」の記事です。妊娠を嫌がった飼い主に捨てられたとみられるメイシーは、大きなお腹を抱えて民家の玄関に現れ、保護団体に救助されました。8匹の仔犬を出産し、それぞれの道を歩むまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では犬を迎える際の生涯費用についても解説しています。

4.2 暗いガレージに閉じ込められていた犬を保護 「ゆっくりと回復していく姿」に感動広がる

            暗いガレージに閉じ込められていた犬を保護 「ゆっくりと回復していく姿」に感動広がる    

海外のSNSでは、犬や猫の動物レスキュー動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@TheMohoさんが投稿した犬「メイシー」の記事です。生後1カ月から暗いガレージに短いロープで繋がれ、脚の変形や視力の低下を抱えた状態で保護されたメイシーは、24時間体制の治療を受けました。人を怖がらなくなるまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では犬・猫の平均入手価格についても解説しています。

4.3 プラスチック容器が頭に…食事も水も摂れずにいた母犬を救助。救助後の様子に安堵が広がる

            プラスチック容器が頭に…食事も水も摂れずにいた母犬を救助。救助後の様子に安堵が広がる    

海外のSNSでは、犬や猫の動物レスキュー動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@awcs_orgさんが投稿した母犬の記事です。頭にプラスチック容器が嵌ったまま、食事も水も摂れない状態で仔犬たちの世話をしていた母犬は、動物保護団体によって救出されました。救出後に母子で保護されるまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では犬・猫のおやつ代は月平均いくらかについても解説しています。

参考資料

森川 ちづる