5. 灯油の価格に国の補助は?10月1日以降は1リットルあたり50.7円

灯油の価格には、国の補助が入っています。経済産業省・資源エネルギー庁は、中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置として、2026年3月19日から燃料油への支援を行っています。

対象はガソリン・軽油・重油・灯油・航空機燃料です。石油元売りなどに価格を引き下げるための補助金を支給し、小売価格を抑える仕組みになっています。

  • 2026年10月1日以降の灯油・重油の支給単価:1リットルあたり50.7円
  • ガソリン・軽油の支給単価:1リットルあたり50.7円

灯油の50.7円を18リットルに換算すると、912.6円分にあたります。支給単価のページは週ごとに更新されていて、補助の額が変わると灯油の価格にも影響します。

6. 灯油代を抑えるには?買い方と使い方で見直せること

灯油代は、価格と使う量の掛け算で決まります。同じ量を使うなら、買い方を変えるだけでも負担は変わります。

6.1 店頭と配達の差を確かめる

全国平均では、配達は店頭より18リットルあたり183円高くなっています。給油所まで自分で運べる場合は、店頭で買うと1缶ごとの負担を抑えられます。

一方で、重い灯油を運ぶのが難しい場合は、配達のほうが安全です。差額と手間の両方を比べて選ぶとよいでしょう。

中本 智恵
冬の光熱費は、毎月の家計の中でも振れ幅が大きい支出です。去年の冬に何缶使ったかを思い出して、今年の価格で1か月いくらになるかを先に計算しておくと、家計の見通しが立てやすくなります。

7. まとめにかえて

9月28日時点の灯油18リットルの店頭価格は、全国平均で2538円でした。都道府県別では沖縄の2940円が最も高く、徳島の2417円が最も安くなっています。

1か月に4缶使う場合、全国平均の価格で1万152円、8缶なら2万304円です。家計調査では、青森市の年間の灯油代は9万2401円でした。

灯油の価格は毎週変わり、国の補助の額でも動きます。冬に入る前に、使う量と今の価格から1か月の灯油代を見積もっておきましょう。

参考資料

中本 智恵