遺族年金、2028年4月から60歳未満で死別した子のない配偶者は原則「5年」の有期給付へ。所得制限の年収850万円は撤廃 2028年4月の「見直し」で影響を受ける人・受けない人 2026.11.08 05:51 公開 執筆者池田 夕華 この記事のポイント 遺族基礎年金は子のある配偶者か子が対象で、2026年度は年84万7300円+子の加算 2028年4月から、60歳未満で死別した子のない配偶者の遺族厚生年金は原則5年の有期給付に すでに受給中の人や2028年度に40歳以上になる女性などは、見直しの影響を受けない 記事の続きを読む 関連記事 【厚生年金】2026年6月支給分から「標準的な夫婦世帯」の年金額が4495円アップ!支給日に「60万円(月30万円)以上」受給する人は全体の何%?遺族・離婚時のルールも解説 2026年度の公的年金は、国民年金が前年度比1.9%、厚生年金が同2.0%の増額改定となりました。これにより、男性が平均的な収入で40年間就業した標準的な夫婦世帯の厚生年金額は、月額23万7279円とされています。一方で、令和6年度の概況によると、国民年金を含む厚生年金の全体の平均月額は15万289円でした。将来の老後資金に不安を感じる声もあるなか、実際の受給額の分布や制度の仕組みを確かめていきます。 【国民年金+厚生年金】月15万円(年180万円)以上もらう人は何%?平均受給額を一覧で確認!私的年金の見直しで押さえておきたいポイント 厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金と厚生年金を合わせた全体の平均年金月額は15万289円で、男性の16万9967円に対し女性は11万1413円でした。厚生年金の受給権者のうち約49.8%が「月15万円以上」を受け取っている計算ですが、税金や社会保険料が天引きされるため実際の手取り額は異なります。手取りに影響する仕組みと確認方法を確かめていきましょう。 【2026年最新版】老齢年金一覧表「60歳代・70歳代・80歳代・90歳以上」の平均年金月額はいくら?手取りのリアルと5つの公的給付金 2026年度の年金額は、国民年金の満額が月7万608円、厚生年金は夫婦2人分のモデルケースで月23万7279円に改定されました。実際の平均受給月額は年代によって差があり、厚生年金は60歳代で約10万円から15万円、70歳代で約14万円から15万円、90歳以上では約16万4000円とされています。ただし、年金からは税金や社会保険料が差し引かれるため、額面と手取りの差にも注意が必要とされています。 【2026年最新】60歳~89歳の年金一覧表!年代別の平均受給額と「手取り・非課税世帯」のリアル!年金口座の「凍結リスク」とは? 【元厚労省担当記者監修】2026年度の改定額や通知書のチェック方法は10月の「本徴収」遺族年金の最新改正動向から非課税世帯の壁まで、シニアのお金のリアルを徹底解説 【最新データ】老後の「ふつう」が分かる!65歳以上の平均貯蓄額と年金月額は?老後夫婦のリアルな生活費と家計収支を解説 元FP会社職員監修:FP相談のリアルな声も掲載 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 著者 池田 夕華 一種外務員資格(証券外務員一種)保有/金融・法律専門ライター 一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。岐阜県大垣市出身。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は株式会社名古屋銀行に入行。 個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続など幅広い業務に携わる。また、法人営業にも従事し、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。 現在は金融・法律専門ライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意としている。 関連タグ #遺族年金