こう見ると、「なぜ夫は家事や育児に協力しないのか」と疑問に感じている妻たちが多いようです。そこで、夫が協力的になるよう工夫している家庭に、そのコツを聞いてみましょう。
・「『どうして育児に協力してくれないの?』と聞くと、『なにを手伝えば分からないから』と返されたことがあります。それ以来、『なにか手伝って』ではなく『オモチャを片付けてほしい』『おむつを替えて』と頼むように。今では、自主的に動いてくれるようになりました」
・「家に帰ってきたときにしてほしいリストを作成し、夫が1人で判断できるようにしています。自分の役目が決まったせいか、子どもが寝る前に帰ってくるようになりましたよ」
・「仕事と育児ばかりだと、さすがに夫も大変…。そこで、『子どもが寝たらお互いの自由時間』というルールを用意しました。すると、仕事帰りに飲み歩きする回数が一気に減り、自ら寝かしつけた後ゆっくり1人でビールを飲むようになりました。帰宅後に自分の時間がないことが、寄り道の原因だったようです」
してほしいことを明確に伝える、家に居辛いと感じる原因を解消するなど、夫が快適に協力できる環境を整えることが大切なようです。家の中で、夫だけの空間や時間を用意してあげるのもいいですね。
まとめ
フラリーマンになった原因を探れば、夫が育児や家事に協力しない原因が分かるかもしれません。もしかすると、「協力しない」のではなく「協力できない」状態である可能性も。こちら側の要求だけを伝えるのではなく、お互いの不満や本音を共有するように心がけておきましょう。
LIMO編集部