子どもが危ない目にあわないように、痛い思いをしないように…と思うのは母心。幼い子どもが巻き込まれた事故や事件のニュースを目にするたびに心を痛めるとともに、我が子が危険な目にあわないためにはどうすればいいのか?と策を講じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、ふと「これって…過保護なのかな?」という疑問が頭をよぎる。我が子が心配、でも過保護な母親になっていたらどうしよう…と、不安になっているママは少なくないようです。

これって過保護なの?

では、小学生の子どもを持つ母親に「自分は過保護なのかな?」と感じたエピソードを教えてもらいました。
皆さんさまざまな思いを抱えていらっしゃるようです。

「昔、帰宅途中の同級生が変質者に襲われかけたんです。幸い通りかかった人が犯人を取り押さえて事なきを得たのですが…。子どもが小学校に入学する際、ふとその話を思い出し『もし娘が同じ目にあったらどうしよう…』と思うと不安で不安で、今でも下校時は途中まで迎えに行っています。でも、先日ママ友に『○○ちゃん、3年生なのに今でもママと一緒に帰ってるって子どもが言ってたけど、もしかしてまだ送り迎えしてるの?』とびっくりされて…。これって過保護なんでしょうか」(小学3年生の女の子のママ)

「今でも歯の仕上げ磨きをしています。小学生とはいえ、まだまだ磨き残しがあるだろうし、虫歯の早期発見にもなると思って。でも、実家に帰省したときに母親に『まだひとりで磨けないの?』と呆れられてしまって…」(小学2年生の男の子のママ)

「子どもがお友達と、放課後公園で遊ぶ約束をして帰ったときは、公園まで送迎しています。他のお友達はみんなひとりで来ているので、うちの子もひとりで行かせた方がいいのかな?と思うこともあるのですが、交通量が多い場所を通らないといけないので心配で…」(小学1年生の男の子のママ)

「宿題、時間割、すべてチェックしています。まだ1年生だし、一緒に見返すことが必要かな、と思って。でも、それを同級生のお母さんに話したら『宿題も時間割も自己責任でやらせないと。忘れ物をしたり、間違えたりして、自分でちゃんとしなきゃ…と思うようになるんじゃないかな』と言われて。やんわりと私が過保護すぎる、と言われたような気がして落ち込んでいます」(小学1年生の男の子のママ)

できることはやらせること