うんちおむつを替えることができるようになり、自信をもち始めた僕。
今日もうんちのニオイを嗅ぎつけ「おむつを替えよう」と自分からおむつ替えに向かいました。
おしりふきでお尻を拭いていると、妻が一言。
『そんな3枚も4枚も使わないでよ!もったいないじゃん』
僕のおしりふきを使う枚数が多すぎるという話でした。
僕は不器用なので、ある程度枚数が多くないと上手に拭ける自信がありません。それを言われるようになってから、僕は自然とおむつ替えを自分でしなくなってしまいました。
それを見かねた妻は、ある行動に出ました。
『ねえ、おしりふきコレ使っていいから、おむつ替えてよ』
そこには大判のおむつ替えシート。
これなら、1枚が大きいので僕のような不器用な男でも使いやすいとのこと。確かにこのおしりふきでやってみると、とてもやりやすいのです。妻が工夫をしてくれたおかげで、僕はまたおむつ替えをやるようになりました。
妻の方が手際がいい
子どもが大きくなってうんちが立派になり、処理が大変になりました。僕はおむつ替えを手間取りながらも頑張っていたのです。
しかし、そんな時に不意に妻がおむつ替えをやっているのを目にしました。
するとどうでしょう。妻は僕の半分くらいの時間しかかけずにサッサとおむつ替えを終えているではありませんか。
僕はそれを見て思わず「うわ、おむつ替え早いね。自分でノロノロやるのがアホらしくなるなあ」と言ってしまいました。
妻はそれに対し『夫婦の仕事が「1度きりのおむつ替え」しかないなら手際がいい方がやればいいのかもしれないけど、おむつ替えは何度も必要だし、他にも数えきれないほど仕事はあるんだよ。2人で手分けしてやった方が効率がいいんだから、手際悪くてもやってよね』と釘を刺されました。
思わず言ってしまった一言に対し、ぐうの音も出ない正論を言われた僕は「確かに」と考えなおし、夫婦の前にあるたくさん積まれたタスクをイメージしながら、おむつ替えに取り組むようになったのでした。
苦手な育児も壁を1つ乗り越えると自信がつく
たいていの男性は妻に「できない」と言うのが苦手です。
だからこそ「やらない」という自分の意志を正当化しようとします。
それは育児への自信のなさの表れではないかと思います。そんな男性でも育児でやれなかったことが1つできると、自信が湧いてくるものです。
夫がどうしても育児を手伝ってくれない場合、そんな男性の感情を少し理解して、手のひらの上で転がすような気持ちで工夫してあげると、状況は良くなるかもしれません。
この記事を参考に、ぜひ育児参加を促すアプローチを考えてみてくださいね。
柳沢 裕也