JMC、2Qは大幅に増収増益 高付加価値案件を多く受注した鋳造事業が全社業績を牽引

2019年2月26日に日本証券アナリスト協会主催で行われた、株式会社JMC 2019年12月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

スピーカー:株式会社JMC 代表取締役社長兼CEO 渡邊大知 氏

リブランディング:MADE BY JMC

渡邊大知氏(以下、渡邊):株式会社JMC、代表取締役の渡邊大知と申します。それでは、弊社の2019年12月期第2四半期決算説明会を始めさせていただきます。

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はじめに、最近、弊社はリブランディングを行いましたが、このきっかけについてご説明します。

われわれは(決算説明会に)先だって中期経営計画を発表していますが、それを実現するために、基本となる精神的な基軸が必要であり、また、全体的な戦略の基軸に基づいて、やることとやらないことを明確にしていくために、スライドに掲載したPHILOSOPHYである「MADE BY JMC」を掲げました。

われわれは「試作品で何を作ったか」よりかは「どこで作ったか」で、安心感やご評価がいただけるような会社を目指したいという思いを社内外にひろめ、背筋を伸ばし、「いいものづくりをやっていこう」という気概の発信を行っています。

リブランディング:ものづくりに知性を

次に、VISIONについてご説明します。

弊社は「ものづくりに知性を。」というVISIONを掲げています。後ほど事業のご紹介をいたしますが、弊社は3Dプリンター・鋳造・産業用CTという、古いもの・新しいもの・最新のものという時間軸にわたる、さまざなまものの組み合わせで事業を形成しております。既存のやり方にとらわれることなく、常に新しいやり方を模索していきたいという思いで、「ものづくりに知性を。」というVISIONを掲げました。

リブランディング:5つのJMC PROMISE

次に、一番大事なところである「5つのJMC PROMISE」についてご説明します。

スライドの項目には上から順番に番号がふられていますが、われわれのなかで一番象徴的であるととらえているのは、4番目にある「世の中になければ、自らやる」という項目になります。われわれはやり方等を自分たちで考えていますが、従来のやり方を続けていると、他社とコスト構造が同じとなり、価格競争が起こることになります。われわれが最もやりたくないのは、価格競争です。スライドに掲載した5つの約束を表に出して、お客さまと向かい合い、前に向こうというリブランディングになります。

2019年12月期 経営方針

はじめに、2019年12月期の期初に掲げた経営方針についてご説明します。

われわれはスライドの黒枠で囲った「成長に向けた投資と準備 ブランドの確立」(というスローガン)を掲げています。

まず、黒枠部分の下にある、上から1番目の項目の「パートナー企業としての認定」についてご説明します。弊社には試作・開発といったさまざまな事業がございます。今期の最大のポイントとして据えているのは、お客さまにパートナーとして認定していただくことにより、相見積もり等の競争原理が働く世界ではなく、われわれとともに開発を行える立ち位置に位置付けていただくことです。

次に、上から2番目の項目の「医療機器製造販売事業への投資」についてご説明します。弊社は医療の製造・販売の許可を両方とも取得しています。医療分野に関しては新規事業を立ち上げており、ヒト・モノ・カネに積極的な投資を行い、今期のうちに事業インフラをつくっていこうという思いで、2番目を掲げました。

次に、上から3番目の項目の「産業用CTによる検査・測定の市場をつくる」についてご説明します。産業用CTという言葉は日本にあまり存在せず、まだまだ耳慣れないものとなります。もちろんニーズ自体が存在するので事業をはじめましたが、われわれはこの技術を啓発していく必要があるという立場でもあります。われわれは啓発を行い、市場をつくり、自分たちがマーケット・リーダーとして市場拡大を積極的に行い、売上をつくっていきたいと考えています。

以上の3点が2019年12月期の期初に掲げた経営方針になります。

2019年12月期 第2四半期 業績ハイライト【前年同期比】

次に、2019年12月期第2四半期の業績ハイライトについてご説明します。こちらのスライドには、前年同期比との業績を比較した表を記載しています。

まず、特筆すべきものは売上高となります。前年同期の売上高は12億7,100万円でしたが、今期は16億2,400万円となり、大きく伸ばすことができました。後ほどご説明いたしますが、全体の売上高を大きく牽引したのは、鋳造事業となります。それに紐づくように、営業利益は前年同期より88.2パーセントの増加の3億1,000万円となり、大きく向上することができました。それに伴い、経常利益・四半期純利益も向上しました。

全体的な感想を申し上げると、試作や開発市場が旺盛だったということになります。それに対して、短納期・高品質という、いわゆる難しいものが多かった時期もございましたが、工場投資も含めて、そういったものをうまく乗り切れたというところが所感でございます。

営業利益 増減分析【対前年同期】

次に、営業利益の増減分析についてご説明します。こちらのスライドに掲載したグラフも、対前年同期と比較したものとなります。

売上高は全体的に増加しましたが、そのなかで特筆すべきは、材料費が減少したことになります。われわれはさまざまな材料を扱っておりますが、今年は材料費が高い、いわゆる高級な材料のニーズが少なかったという原因により、材料費は減少しています。あと、全体的に失敗が少なく、歩留が向上したのが起因のひとつでもあります。

当然、労務費・外注加工費は増加しましたが、売上が向上したわりには比較的、労務費や外注加工費は抑えられた結果となりました。売上原価に関しては、医療機器の販売を始めたので、今まで取引がなかったところから製品仕入をはじめた結果、仕入在庫が(棚卸資産に)記載されることになりました。

販売費及び一般管理費のところになりますが、広告宣伝費が増加しております。先ほど「リブランディング」と申し上げましたが、そのためのブランド刷新に伴い、広告宣伝に費用を費やしたからです。売上高は全体的に増加したわりには、販売及び一般管理費は比較的コンパクトに抑えられたという所感を持っています。

貸借対照表サマリー

次に、貸借対照表のサマリーについてご説明します。われわれはコンセプトセンター第6期棟建設および、ミーリングセンターの土地を購入しました。購入にあたり、自己資金プラス借入で投資を行ったため、資産自体は増加したことになります。流動資産と固定資産や、流動負債の合計を見ていただき、その兼ね合いをご理解いただければと思います。

事業概要・事業領域

次に、2019年12月期第2四半期の事業別業績概要についてご説明いたします。

まず、ここにははじめての方もいらっしゃると思いますので、われわれの基本的な3本の事業を、改めてご説明いたします。

われわれには、3Dプリンター出力事業・鋳造事業・CT事業という3つの事業がございます。現在では鋳造事業が一番大きくなっていますが、われわれはもともと、1999年から3Dプリンターでものづくりをはじめた企業です。その企業が2006年に鋳造業を手かげていた企業を吸収合併し、その後、上場した後にCTの事業をはじめたという流れになります。

スライドの表の中央に、鋳造事業の項目が一番大きく掲載されていますが、われわれはもともとは3Dプリンター事業からはじめた企業です。おそらくみなさまが3Dプリンターの存在を認識されたのは、2015年から2016年のブームのころだと思いますが、われわれは1999年からスタートしています。弊社はもともとは違う業種の企業でしたが、私の代になって、ものづくりの企業に変えていったという流れになります。

事業別売上高比率

次に、こちらのスライドには、2019年12月期第2四半期の事業別売上高比率を、円グラフとして掲載しています。

われわれの事業の構成比率は鋳造事業が約6割で、残りの約4割を2事業でわけるかたちになり、CT事業が約2割、3Dプリンター出力事業が約2割となります。毎回の説明会のたびに申し上げていますが、われわれは事業比率に意識を向けることはなく、毎年不思議とこのような比率になります。CT事業のなかには装置販売が含まれており、CT事業に占める割合としては39.5パーセントとなります。装置販売に関しては、後ほどご説明します。

2019年12月期 第2四半期 セグメント別売上高・営業利益

次に、こちらのスライドには2019年12月期のセグメント別の売上高と営業利益を、表として記載しています。

まず、一番上の項目の3Dプリンター出力事業についてご説明します。前年同期の売上高である2億5,800万円に対して、今期はやや増加し(2億7,600万円となり)ました。その反面、営業利益は前年同期より1,300万円減少し、マイナス19.3パーセントとなりました。こちらの事業には、医療機器の製造販売事業が含まれることになりますので、人件費と仕入費用がコストとして合算されることになります。

次に、弊社の売上の大きな柱であり、今回(売上高を)牽引した鋳造事業についてご説明します。前年同期の売上高である7億7,500万円に対して、今期は10億7,600万円となった結果、売上高と営業利益の数字を大きく引き上げることができました。また、前年同期の営業利益である2億2,900万円に対して、今期の営業利益は4億500万円となりました。鋳造事業の数字の内訳や要因については、後ほどご説明いたします。

次に、CT事業についてご説明します。前年同期の売上高は、装置販売事業の売上高である1億5,300万円を含めると2億6,000万円になりますが、今期の売上高は装置販売事業の売上高である9,300万円を含めると3億3,000万円となりました。また、前年同期の営業利益である5,600万円に対して、今期の営業利益は1億2,600万円となりました。こちらの事業には装置販売もございますが、受託事業が数字を大きく伸ばしたことになります。詳細については、後ほどご説明します。

次に、その他事業ですが、こちらには間接的な部分や共通経費が含まれることになります。こちらの数字は規模の拡大とやや比例するので、このような数字の変遷となりました。

3Dプリンター出力事業の好調要因

次に、事業別の好調要因の分析についてご説明します。

まず、3Dプリンター出力事業に関しては、地道ながらも徐々に売上が伸びている事業になります。外部環境としては、試作・開発がたいへん活発であったと感じています。現在も比較的に(好調を)維持しながら推移しており、売上高に占める数字は全体の2割となりますが、営業利益等を考えると、たいへん大きな貢献をしていると思います。

この事業の取り組みについては、前後の工程になりますが、3Dデータの作成や、われわれの特徴である医療分野への注力を行いました。わかりやすい商材でご説明すると、「HEARTROID(ハートロイド)」の国内外の販売や代理店の強化が一例となります。あと、先ほど申し上げたように、医療機器分野への積極的な投資や、一番の基本として既存顧客への積極的な営業活動を行うことにより、堅実な数字を実現することができました。

先ほどにも申し上げましたが、売上高は増加しましたが、営業利益は減少しております。ただ、利益の減少に関しては、医療機器分野への投資を行ったためということをご理解いただければと思います。

3Dプリンター出力事業 産業別売上高

次に、こちらのスライドには、3Dプリンター出力事業の前年同期と今期の売上高を比較した産業別売上高が円グラフとして掲載してあります。

われわれのお客さまは卸売業が多いことに変わりはありません。このグラフは、帝国データバンクの業種登録の分類で区分されており、(われわれの商品が)この先にさらにメーカーに納められるかといったなど、さまざまな流れはあると思いますが、われわれのお客さまの分類をあえて行うならこのようなかたちとなります。

スライドの1番上側にも書かれているように、全体的なトレンドとしては、自動車と医療の2分野が、エンドユーザーとして、3Dプリンターの売上を牽引したという流れになります。その他幅広い産業分野で受注が拡大しましたが、これはインターネットを駆使して、さまざまなお客さまの注文を細かく積み上げてきた結果となります。

鋳造事業の好調要因

次に、鋳造事業の好調要因について、スライドを作成しました。

まず、1番目の外部環境としては、試作・開発市場が好調さを維持するも減少傾向であるということです。昨今、自動車等のさまざまなものづくりがありますが、決算内容を見ると、軒並み厳しい数字が出ていると思います。

以前、私は自動車の販売台数や、米中摩擦が(JMCに)影響を与えることがあるかという質問を受けたことがあります。その当時は、われわれは研究開発を行っている企業であり、直接的な関係はそれほどないと申したのですが、悪影響が長引くなか、われわれも関係ないとはいえない状況にあります。経済環境は全体的に悪化する流れであると思いますので、開発の縮小や取りやめに関しては、少なからず余波が出始めているという認識をしています。

次に、2番目の外部環境としては、自動車のEV化による新規部品開発や重要保安部品の試作案件が増加したことです。自動車の主流とEVとはやや違いはございますが、EVに関しては増加している状況にあります。

次に、実施施策についてご説明します。何を取り組んできたかについては、3Dプリンターとやや重複する部分もございますが、われわれは既存顧客に対して軸足を取り、重視する事業戦略を行っています。短納期・高難易度ながらも高付加価値のものが多いなか、前向きに取り組んでまいりました。あと、2018年より引き続き行っている積極的な設備投資により、充分なキャパシティを確保することで、需要に対しても対処できるととらえています。

スライド下側に掲載した表は、先ほどの説明と重複しますので、ここでのコメントは割愛します。

鋳造事業 産業別売上高

次に、鋳造事業の産業別売上高についてご説明します。

スライド上側に「EVの試作が大幅に増加、その他産業でも自動車分野を中心に受注増」という記述を記載しておりますが、スライドの円グラフをご覧ください。われわれのなかで売上高が一番大きいのは電気機械器具製造業となりますが、売上自体も大きく伸びており、比率としては26.9パーセントから47.6パーセントまで拡大しました。スライド上側に記載したように、こちらに関しては、EV関連の試作が大幅に増加した結果となります。

われわれに影響がある範囲になりますが、EVが大きなウェイトを占めるようになったことがポイントになるかと思います。現在は2019年12月期第2四半期の切り口になりますので、今後の展開を聞かれても、一概に申し上げることはできませんが、われわれが予測する以上に今期に関してはEVの開発が多かったと感じています。

CT事業の好調要因

次に、CT事業の好調要因についてご説明します。

全体的な影響としては、設備投資によるものとなります。まず、CTは大は小を兼ねるものではなく、適切なサイズのCTを用意することによって、ニーズの取りこぼしがなくなりました。

次の要因としては、設備増強によるものです。短納期の仕事が多いなか、オペレーターの育成と設備増強を同時にうまくシンクロさせることにより、売上を伸ばすことができました。また、多少テクニカルなところになりますが、解析業務の強化となります。

スライド下側に掲載した表は、先ほどの説明と重複しますので、ここでのコメントは割愛します。

CT事業 産業別売上高分析(装置販売は除く)

次に、CT事業の産業別売上高分析についてご説明します。

まず、輸送用機械器具製造業は32.1パーセントから26.1パーセントとなり、前年同期より少し減少しています。

次に、専門サービス業には他に分類されていないものが含まれることになりますが、こちらに関しては、社名だけでは業務を判断できないような企業からの受注が増えております。先ほど申し上げたとおり、われわれはCTについて啓発する必要があります。啓発した結果に対して、さまざまな業種からのニーズが結びつくことになります。まだニーズの核心的なところをお話しできるほど、詳細については把握していませんが、産業用CTに関しては、認知の幅が広がっているととらえています。

外部環境の悪化に伴う影響

ここからは2019年12月期下期の取り組みについてご説明します。こちらはあまり明るい話題ではありませんが、外部環境の悪化に伴う影響のスライドとなります。

まず、こちらのスライドには、2018年12月期第3四半期から今期である2019年12月期第2四半期までの売上高推移の棒グラフを掲載しております。われわれは世界経済の減速が、試作市場にも影響を与えはじめているととらえており、2019年12月期第1四半期の売上高から考えれば、減速という表現になるのは致し方ないとは思っています。

ただ、私は2019年12月期第1四半期の売上高がたいへん好調であったと考えており、今期の売上高と2019年12月期第3四半期および第4四半期と比較をした場合、全体的な減速の懸念があるとはとらえていません。2019年12月期第1四半期に関しては、さまざまな難しい案件がございましたが、それをすべてこなすことができたので、このような数字になったととらえています。

われわれは中計でも申し上げていますが、対応策としては、新工場設立や航空・医療分野への参入によるポートフィリオの構築を行います。あと、投資も行いますが、選択と集中を行うことを明確にし、前に進んでまいりたいと思います。

3Dプリンター出力事業 重点実行施策

また、こちらのスライドの一番下側の項目である、「医療機器製造販売の認知拡大」が、3Dプリンター出力事業の重点実行施策となります。3Dプリンター出力事業に関しては堅調に推移しており、あまり特筆して何を変えるということではなく、既存サービスの強化をしながら、医療モデル作製サービスの営業活動を強化します。

3Dプリンター出力事業 重点実行施策 『HEARTROID』の販売促進

次に、3Dプリンター出力事業の重点実行施作である、「HEARTROID」の販売促進についてご説明します。

こちらのスライドには、「HEARTROID」の商品ラインナップと代理店マップを掲載しております。当初は日本で販売するための商品でしたが、いい意味で思惑とは外れて世界的に売れつつあり、こちらのスライドに掲載したように、販売代理店と提携し、製品ラインナップを充実させるといった流れになります。

3Dプリンター出力事業 重点実行施策 医療機器分野への参入

次に、こちらが医療機器分野への参入についてのスライドとなります。

われわれは「セキュアポートIV(アイブイ)」「OPENCAST(オープンキャスト:ギブス包帯)」の2品目に関しては、社内で医療機器の薬事を取得し、販売を始めています。現在、こちらの売上を数字として積み重ねるために、投資を行い、インフラとして構築している最中であるととらえています。

鋳造事業 重点実行施策

次に、鋳造事業の重点実行施策についてご説明します。

(スライドに掲載した項目について、上から取り上げますが)1番目が内製化の促進であり、2番目が重要顧客とのパートナーシップを強化することになります。期初に設定した目標が多くございますが、現在、一番力を入れているのは、航空産業への参入に向けた生産体制を整備することであり、そのために工場の整備を行っています。

また、少し離れた話題となりますが、現在浜松にミーリングセンターという新工場を建設しています。こちらは2019年12月に竣工予定であり、準備に力を入れています。コンセプトセンター第6期棟に関しては、2019年7月下旬から8月上旬にかけて引渡しが終わり、稼働を開始しており、引き続き安定稼働できるように(努めてまいります)。

鋳造事業 重点実行施策 コンセプトセンター第6期棟の安定稼働

(次に、こちらがコンセプトセンター第6期棟についてのスライドとなります)

まず、スライドに掲載した「TOPICS」についてご説明します。よく、この工場ができることによって、生産能力は何パーセント伸びるのかというご質問をいただくことがあります。

この工場は、航空事業や試作といった、難易度が高いものを扱う工場となります。もちろんそのような仕事が入れば工場がフル稼働していくことになりますが、常に仕事があるのかというご質問に対しては、まだ模索している部分もあり、単純に生産効率が何パーセント向上したという表現は難しいことになります。われわれは高付加価値が高い部品に対して、対応をしていく工場を作ったということです。

鋳造事業 重点実行施策 ミーリングセンターの早期稼働に向けた体制の整備

次に、静岡県浜松市のミーリングセンターについてご説明します。

スライド上側に骨組みの写真が掲載されていますが、現在、こちらが建築中であるミーリングセンターとなります。こちらにはスライド下側に掲載したような、洒落た空間を作っていきたいと思っています。工場建設の目的は、機械加工工程のキャパシティ拡大です。同様の施設が長野県飯田市にもございますが、こちらの工程のキャパシティを、さらに拡大することを目指しています。

また、この工場に関しても、ご質問をいくつかいただいています。こちらの工場を建設することによって、全体的なキャパシティの増加となるのかといったご質問や、われわれの外注比率は少し高いので、工場建設は内製化を高めるためなのかといったご質問もあります。

まず、工場建設の目的は、新しい仕事を取るためです。ただ、先ほども申し上げたように、昨今の経済環境は急激な変化をしており、新しい仕事の受注について懸念がある場合は、現在、外注に出しているものを内製化していくという、2つの対策を立てながら進んでいく流れになると思います。

鋳造事業 重点実行施策 営業拠点の設置

次に、こちらが中期経営計画時に掲げた、営業拠点新設についてのスライドとなります。

先ほどご説明した、浜松市のミーリングセンターも工場兼営業拠点になります。現在、営業拠点新設について模索はしていますが、2019年内でどこまでできるかを申し上げるなら、昨今の経済状況からしてみて、慎重にならざるを得ないと考えています。

また、すべてのものをどのような優先順位で行うかについては、この時点ではお答えできかねますが、(経済状況を)見極めながら丁寧に1手1手、策を打っていきたいと考えています。

CT事業 重点実行施策

次に、CT事業の重点実行施策についてご説明します。

こちらに関しても、とくに特筆した話はありませんが、マーケット・リーダーとして市場規模を拡大していくために、設備投資やエンジニアリングを育てていきながら、仕事を取っていくという流れになります。受託に関しては、たいへん順調な推移をしており、引き続き、その勢いを失わないように馬力のかけ方をしていきたい(と思います)。

中期経営計画について

最後に、こちらのスライドには、(以前ご紹介した)中期経営計画についての表をあらためて掲載しています。

全体的な流れをご説明すると、この半期の実績は、目標のほぼ50パーセントまで到達しています。3Dプリンターに関しては、少し出遅れ感はございますが、この後に仕入在庫を持ち、販売する医療機器の売上が上がるという見込みを立てております。以上のことにより、全体的な目標の数値達成を成し得ることは可能であると考えています。

以上、簡略した説明ではありましたが、株式会社JMCの2019年12月期第2四半期の決算説明会になります。ご清聴ありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

参考記事

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