ウインナー・ハム・ベーコンといった加工肉も冷凍保存しておくとなにかと便利な食材です。パックのまま冷凍保存できますが、料理に使うなら、あらかじめ切ってからジッパー袋に入れて冷凍保存しておくと、卵や野菜と一緒に炒めたり、スープの具材に使ったりとボリューム満点の料理が簡単に作れます。

貝のまま冷凍して使える!「貝類」の冷凍術

アサリやしじみなどの貝類は、なんと貝のまま冷凍保存をすることができます。ここでのポイントは、冷凍の前に砂抜きをしておくこと。なぜなら砂抜きは貝が生きている間しかできないため、冷凍保存をすると貝が死んでしまい解凍後に砂抜きができなくなってしまうからです。

使うときは凍ったままお味噌汁に入れたり酒蒸しにしたりすれば、自然と貝が開きます。潮干狩りなどで大量にあさりを採ってきても冷凍保存ができれば安心ですね。

賞味期限が長持ち!「味噌」の冷凍術

開封後も冷蔵で長期保存できる味噌ですが、冷凍庫で保存するとさらに風味が長持ちします。味噌は冷凍でも凍らず少し硬くなるくらいなので、スプーンやお玉で必要な分だけすくうことができますよ。購入時のパックは冷凍すると劣化して割れてしまうことがあるので、冷凍保存用の容器に移し替えるのがおすすめです。

香りをキープ!「緑茶」の冷凍術

頂き物などでたまってしまった緑茶は、常温保存だと湿気やにおい移りで風味が落ちてしまうことがあります。そこでおすすめなのが冷凍保存。開封前の緑茶はもちろんですが、開封してしまった後の緑茶も密閉容器に入れて冷凍保存して使う分だけを都度冷凍庫から出すようにすると、いつでも美味しい緑茶を飲むことができます。

料理に使いやすい!「牛乳・生クリーム」の冷凍術

牛乳や生クリームといった乳製品も冷凍保存が可能な食材のひとつ。製氷器に注いで冷凍し、ブロック状になったものを使いたい分だけ出して使うといいですよ。ホワイトソースを作り置きして小分け冷凍もおすすめです。

また、生クリームは砂糖を入れてホイップしてから冷凍すると分離しにくくなるので、ドリンクに浮かべたりスイーツに添えたりといった使い方もできますよ。

フローズンドリンクがおうちで簡単に!「炭酸ジュース」の冷凍術

こちらは、ペットボトル入りの炭酸飲料を使ったフローズンドリンクの作り方です。まずは、ペットボトルを良く振って炭酸を抜いていきます。この工程を怠ると、炭酸が抜けずに凍ったペットボトルが破裂してしまうことがあるので、ボトルがパンパンになるくらいまでよく振りましょう。

その後、ペットボトルを冷凍庫で3時間ほど冷やします。時間がきたらペットボトルを冷凍庫から取り出し、キャップをゆっくりとまわして開封します。そのままボトルを逆さにして炭酸ジュースをグラスに注いでいくと、中身がシャーベット状に変化して、シャリシャリのフローズンドリンクができますよ。

なお、冷却時間は冷凍庫の性能によって異なるので、うまく行かない場合は、冷却時間を増やすなど工夫してみてくださいね。

冷凍術をマスターし料理のバリエーションを増やそう

いかがですか?野菜や肉・魚だけではない冷凍できる食材をご紹介しました。冷凍術を活用すれば、調理の時短や献立のバリエーションを増やすことが可能です。ぜひ皆さんも冷凍術をマスターしてみてくださいね。

フェミエール