多くの人々と関りを持たなくてはならない会社組織。そこでは、世代・性別・性格の違う人間が長時間一緒に過ごしています。「あれ?あの人といると、なんだかもモヤモヤする…」そんな人はいませんか?

職場でよく見かける「ちょっと付き合うのが疲れる人」。その人の特性を理解し、対処法を考えていきましょう。

やたら上から意見してくるマウント女子

女性の多い職場でよく見かけるのが、一見コミュニケーション能力の高そうなキラキラ女子。しかし、いざ会話をしてみると、端々に自分のスキルの高さや経験の自慢、他人への厳しい評価からの自分上げ、会話の中心にならないと不機嫌…それはいわゆる「マウント女子」かもしれません。自信満々の彼女のオンステージがまた始まったとうんざりしますが、実はそこには意外な本音が隠れているようです。

マウント女子は、自分に自信があるから自慢話を繰り返しているとは一概に言えません。女性は承認欲求が強い人が多いと言われています。そのため、あまり周囲から褒められる機会に恵まれなかったり、自分よりも能力が低い(と彼女たちが思っている)人が褒められているのを目撃してしまったりすると、彼女たちは特に面白くありません。

その結果、向こうから自分の能力を褒めてくれないのであればこちらから自分の能力の高さを発表し、どうにか周囲に認められたい、そんな思いがあるようです。

マウント女子をかわすコツ

彼女たちは認められることが何より大好きです。「人より優れていることを理解されている」状況を求めている彼女たちが一番好んでいること、それは全力で持ち上げて承認欲求を満たしてくれること。少々面倒くさい気もしますが「誰にも言ってもらえないんだな。」と思ってしまえばちょっとくらい盛った返答もできそうです。

また、そんなところに労力を使いたくない、という人は淡々と聞き流しましょう。「またか」と思ったら心のスイッチをオフにし、適当なところで相槌を打つ。向こうも暖簾に腕押しで手ごたえがないため、つまらなくなって次回以降話しかけてこなくなるかもしれません。ただ「あの人はわかってない」などのレッテルをはってきそうなのもマウント女子です(笑)。

そして、相手の自慢に精神を揺さぶられない人は、あえて負けてあげるのも有効な方法です。いくら自分の能力が高かったとしても、同じ土俵にたってしまっては話は終わりません。「私の方ができているな」と思っても、彼女たちに花を持たせてあげることで早期終了を手に入れられます。

デリケート?ゆとり世代