2. こどもNISAで月1万円を0歳から18年積み立てるといくら?年3%なら約285万円

次に、子どもが0歳のときから毎月1万円を積み立てた場合、18歳の時点でいくらになるかを試算しました。

2.1 試算の前提

試算は、金融庁の「つみたてシミュレーター」と同じ計算方法で行いました。

  • 積立額:毎月1万円(年12万円)
  • 積立期間:0歳から18歳になるまでの18年(216か月)
  • 想定利回り:年3%と年5%
  • 運用益は非課税で再投資し、手数料は考えない

2.2 元本216万円が年3%で約285万円、年5%で約345万円

18年間で積み立てる元本は216万円です。年3%で運用できた場合は約285万円、年5%なら約345万円になる計算です。

年3%なら約69万円、年5%なら約129万円が運用で増えた分で、こどもNISAの中ではこの分に税金がかかりません。年3%の場合の約69万円は元本の約3割、年5%の場合の約129万円は元本の約6割にあたります。課税口座なら、通常は運用益に約20%の税金がかかります。

月1万円でも、0歳から始めれば積み立てる期間を長くとれます。大学の入学金や授業料など、18歳前後に必要になるお金の一部を準備する手段のひとつになります。

2.3 月2万円なら18年で年3%で約570万円

積立額を月2万円にすると、18年間の元本は432万円で、600万円の上限内に収まります。年3%なら約570万円、年5%なら約691万円になる計算です。

なお、0歳から12歳になるまでの12年間に月1万円を積み立てた場合は、元本144万円が年3%で約173万円、年5%で約195万円です。12歳以降に払い出せる金額の目安として見ておくとよいでしょう。

3. 月5万円なら10歳で上限600万円に。18歳まで置くと年3%で約883万円

年間60万円の枠を毎年使い切る場合、つまり毎月5万円を積み立てると、10年で600万円の上限に届きます。その後は積み立てずに、18歳まで運用を続けた場合を試算しました。毎月5万円は、年間投資枠の60万円をちょうど使い切る額です。

  • 10歳時点(元本600万円):年3%なら約697万円、年5%なら約772万円
  • 18歳時点(8年据え置き):年3%なら約883万円、年5%なら約1140万円

ただし、毎月5万円を10年続けるには、家計にかなりの余裕が必要です。教育費のほかの支出や、親自身の老後資金とのバランスも見ながら金額を決めたいところです。

月1万円×18年なら年3%で約285万円、月5万円×10年+据え置きなら約883万円2/2

こどもNISAで0歳から積み立てた場合の18歳時点の金額

※金融庁「つみたてシミュレーター」と同じ計算方法による試算。将来の運用成果を約束するものではない
出所:LIMO編集部作成