INPEX、発行済株式の2割超を持つ筆頭株主は経済産業大臣。春の高値から振れた株価を資本配分から検証する 経済産業大臣が23.74%を保有する所有構造と、営業CFをほぼ投資に振り向ける資本配分の形 2026.09.19 20:40 公開 執筆者石津 大希 INPEX(1605)の株主名簿を開くと、いちばん上に並んでいるのは信託銀行でも海外の運用会社でもない。経済産業大臣である。石油・天然ガスの開発会社という顔の裏に、もう一つの顔がある。昨秋から春にかけて大きく上げ、そこから振れてきた株価も、この顔と無縁ではないだろう。独特な所有構造が与えている影響を見ていこう。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。 この記事のポイント 筆頭株主は経済産業大臣で保有比率は23.74%。所有者別でも政府区分は株主1人で22.05%を占める 株価は2026年3月末の4,600円台まで上げたあと、6月末には3,200円台まで下押しした 2025年12月期は営業CF6,938億円に対し投資CFが6,687億円のマイナス。稼いだ現金の大半が投資へ向かった 記事の続きを読む 1/2 出所:各種資料をもとに筆者作成 Check! 次のページでは、「INPEX」の筆頭株主が民間の機関投資家ではないという事実を取り上げます。23.74%という保有比率が、所有構造全体にどんな性格を与えているのかを見ていきます。株価は春の高値から3割ほど下押ししており、資源株らしいこの振れをどう読むかもあわせて確認します。 画像と一緒に記事を読む LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #株価 #決算 #株式投資 #上場企業 #INPEX