ブリヂストン、2026年12月期上期は営業利益+70%。4,000円台に乗せた株価と資本配分の変化を検証する 再編費用の反動で上期は大幅増益。過去5期のキャッシュフローから資本配分の重心を読む 2026.09.18 18:40 公開 執筆者石津 大希 タイヤの会社の決算は、需要の強弱で読むものだと思われがちだ。しかしブリヂストン(5108)の2026年12月期上期は、営業利益が前年同期比で7割増えた。需要が7割伸びたわけではない。この会社でいま起きているのは、工場や事業をつくり替え、そこから生まれた現金を株主へ回すという、資本配分の組み替えである。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。 この記事のポイント 2026年12月期上期の営業利益は2,802億円で前年同期比+70.4%。前年同期に計上した再編費用の反動が大きい 株価は2026年8月末に4,100円台まで切り上がり、2025年10月末以降で最も高い月末終値をつけた 過去5期で営業キャッシュフローは2倍を超える水準まで増え、その資金は投資よりも株主還元へ厚く向かっている 記事の続きを読む 1/2 出所:各種資料をもとに筆者作成 Check! 次のページでは、「ブリヂストン」の営業利益が70.4%増となった中身を取り上げます。増えたのは需要ではなく、減ったのは費用でした。上期に生まれた現金3,418億円がどこへ向かったのかも見ていきます。株価は昨秋から二度の下押しを挟んで水準を切り上げており、この動きとあわせて確認します。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 ソフトバンクグループ、2026年3月期通期は当期利益+334%。営業キャッシュフローはマイナス、株価の大きな振れの背景に何があるのか ソフトバンクグループの2026年3月期通期は当期利益が前期比+333.7%。一方で営業キャッシュフローは流出超に転じ、有利子負債は24兆円台へ膨らんだ。株価の大きな振れを資本配分から整理する。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #株価 #決算 #株式投資 #上場企業 #ブリヂストン