西九州新幹線が通る「巨大ウエハースみたいな斜面」が、Xで話題になっています。

投稿したのは、@sss87005532さんです。

当ポストには執筆時点で28万7000件を超えて表示されており、「ゾクゾクする!」「おいしそうに見える」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@sss87005532さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

樋口 郁美
今回は、長崎県で撮影された「巨大ウエハースのような斜面」について取材しました。北九州新幹線が通過する全長885メートルの山岳トンネルには、ある名所が存在しています。

急斜面に施された対策工事の光景が、まるで巨大ウエハースのように見えることから投稿には「おいしそうに見える」との声も寄せられる結果に。大規模なインフラ工事の迫力ある光景をご覧ください。記事後半では、長崎県の観光消費額についても解説しています。

1. 北九州新幹線の「巨大ウエハースのような斜面」が話題

撮影された斜面1/5

撮影された斜面

出所:@sss87005532

「ドボク新幹線見てみたかったのよねえw」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

そこに写っていたのは、西九州新幹線が通過する「三ノ瀬(さのせ)トンネル」の北側坑口と上部に伸びた斜面でした。

鉄道や風景写真を投稿している@sss87005532さんによると、撮影場所は長崎県東彼杵郡東彼杵町とのこと。

「長崎新幹線開通直後にこの地の写真を見かけ、その圧倒的な土木力に感動して一度は訪ねてみたいと思いました」と撮影の動機を語ってくれました。

ここは、嬉野温泉駅〜新大村駅間をつなぐ全長885メートルの山岳トンネルで、施工された斜面のでこぼこ感から「巨大ウエハース」などに例えられる名所です。

画面下のトンネルから出てきた北九州新幹線「かもめ」が小さく見えるほど、山の上までグンと伸びた斜面の規模の大きさに驚かされますね!

そんな巨大ウエハースみたいな斜面は、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 「ゾクゾクする!」「おいしそうに見える」の声

撮影風景2/5

撮影風景

出所:@sss87005532

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「なんだかゾクゾクする!」
  • 「おいしそうに見える」
  • 「いつ見ても凄い!」

など、絶賛する人の声から、「おいしそう」という感想を漏らす人の声などのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「比較的有名な撮影場所にもかかわらず、投稿後は思った以上に反響が大きく驚きました」と振り返る投稿主さん。

地図アプリで見当をつけた2箇所で撮影を試みたそうですが、斜面の特徴が収められた写真を選択したとのこと。

壮大な景観が、多くの人の心を惹きつけたようですね。

3. ウエハースに見える部分は「吹付法枠工」という工法

投稿された三ノ瀬トンネル北側坑口の斜面に施された工法は、「吹付法枠工(ふきつけのりわくこう)」と呼ばれる法面(のりめん)工事のひとつです。

平均傾斜角は約60度、長さ200メートルの断崖絶壁をコンクリートで覆うという大規模工事は3年という年月を費やしたとのこと。

日本の土木技術が集結された斜面の様子を「万里の長城」と例える人も多いです。

近くに行かれる際には、土砂崩れ対策を施した史上最強のトンネル坑口の光景を見学してみてはいかがでしょうか。

https://x.com/sss87005532/status/2088077238617133440

4. 著者からの一言コメント

樋口 郁美
国民の生活に大きな影響を与える巨大インフラを見ると、人間の底力や技術力の凄さに圧倒されます。投稿された写真を見ていると、斜面はもちろんのこと、トンネルを掘ったり新幹線を作ったりするあらゆる技術が集結しているのだと気付かされました。

5. みんな長崎県観光でいくら使う?長崎県の2024年の観光消費額について紹介

ここからは記事の話題にちなんで長崎県の観光消費額についてご紹介します。

観光消費額とは、旅行者が旅行先で使うお金の合計のことです。宿泊費、飲食費、交通費、お土産代、娯楽費などが含まれ、その地域の経済効果を示す重要な指標となります。

長崎県庁が公表した「長崎県観光統計 令和6年(1月〜12月)」によると、2024年の長崎県における観光消費額は合計4587億円にのぼりました。内訳を見ると、日帰り客による消費額が1992億2900万円だったのに対し、宿泊客による消費額は2594億7800万円と、日帰り客のおよそ1.3倍に達しています。宿泊を伴う旅行のほうが、飲食や土産物などにより多くのお金を使い、地域経済への貢献度も高くなる傾向がうかがえる結果です。

今回はXで話題になっている「巨大ウェハースみたいな斜面」をご紹介しました。

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参考資料

樋口 郁美