「保険料が高くて支払いが大変だ」と思いつつ、見直しを後回しにしてはいませんか?今、生命保険などの支払いに家計を圧迫される「保険貧乏」という言葉が注目されています。
保険は進化のスピードが大変早く、コストパフォーマンスに優れた良い商品が次々に登場しています。「保険貧乏」にならないためにも、すぐにでも見直しを始めましょう。
日本人は保険好き!
「日本人の保険好き」は世界的にも有名ですが、実際にはよくわからないまま保険を選んでいる人も珍しくありません。
生命保険文化センターが全国の2人以上世帯3983世帯を対象に実施した『平成30年度 (2018年度)生命保険に関する全国実態調査<速報版>』によると、生命保険や個人年金保険について「十分に知識がある」と回答した人は30.5%にとどまり、66.6%は「知識がほとんどない」と回答しています。
一方で、88.7%の人が何らかの生命保険に加入している状況もうかがえます。1世帯あたりの平均加入件数は3.9件で、1世帯あたり年間払込保険料は平均38.2万円にも上ります。
あいまいな不安を抱える人が保険貧乏になりやすい!
保険はマイホームに次いで人生で2番目に高い買い物だといわれることがあります。というのも、例えば30~60歳までの30年間に毎年約40万円の保険料を支払い続けていると、1200万円になる計算になるからです。返戻金なしの終身保険が主流になっていることもあり、しっかり検討もしないままお金を払い続けている状態は考えものです。
まずは、保険の種類を理解し、不要な保険を見極めるところからはじめましょう。