【遺族年金の基本額】遺族基礎年金は「年84.7万円」自分の「ねんきん定期便」を見ても配偶者の遺族年金は分からない? 遺族厚生年金は亡くなった方の「報酬比例部分の4分の3」 2026.09.17 10:05 公開 執筆者村岸 理美 公的年金の平均額は都道府県ごとに差があり、厚生労働省の令和6年度の概況では全国平均15万1142円に対して神奈川県と青森県で月4万2328円の開きがあります。遺族厚生年金も地域で変わるのでしょうか。遺族厚生年金は亡くなった方の老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3で計算し、この計算式に住所地は入りません。都道府県別の平均年金月額が何を示すのかと、見込額の確かめ方を確認します。 この記事のポイント 遺族厚生年金は亡くなった方の報酬比例部分の4分の3で計算し、計算式に住所地は入らない 令和6年度末の都道府県別の平均年金月額は全国15万1142円、神奈川県17万457円、青森県12万8129円 都道府県別の平均年金月額は老齢年金の数値で、老齢基礎年金を含んでいる 記事の続きを読む 1/2 出所:日本年金機構「遺族厚生年金(受給要件・対象者・年金額)」を参考にLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、令和6年度末の都道府県別の厚生年金の平均年金月額について、上位5県と下位5県を並べた表を掲載しています。神奈川県17万457円から青森県12万8129円まで月4万2328円の差があること、そしてこれが老齢基礎年金を含む老齢年金の数値であり遺族厚生年金の額ではないことを確認できます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 国民年金の平均受給額「月5万9310円」!満額との差はどれくらい?年齢別で見る年金額の違い「60歳代と90歳代」で年金額に差はある? 令和6年度末現在の国民年金(老齢年金)の受給権者は3345万4617人、平均年金月額は5万9310円でした。ただし年金月額階級別にみると6万円以上7万円未満に51.3%が集まり、累積構成比で50%を超えるのもこの階級です。平均は同じ令和6年度の満額6万8000円を月8690円下回りますが、実際に最も多い層は6万円台にありました。年齢別の平均額と男女差もあわせて確認します。 【国民年金】納付率「85.2%」の裏側!未納と免除で年約1万円差がつく年金制度の落とし穴と年代別平均額をみる 厚生労働省は2026年8月28日、令和8年6月末現在の国民年金保険料の月次納付率を公表しました。最終的な納付状況を表す3年経過納付率は85.2%で、前年同期から0.3ポイント上がっています。途中経過を示す1年経過納付率は83.5%、2年経過納付率は85.8%でした。あわせて厚生労働省年金局の令和6年度事業の概況から、国民年金と厚生年金の平均年金月額を5歳刻みで確認していきます。 遺族厚生年金を左右する「短期要件」と「長期要件」の違い。働き盛りを守る「300月みなし」特例とは? 配偶者が亡くなったあと、遺族厚生年金がいくらになるのかは大きな関心事です。遺族厚生年金は亡くなった方の老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3で計算するため、加入期間が短いと額も小さくなるのが原則です。ただし在職中の死亡など短期要件にあてはまる場合は、被保険者期間が300月に満たなくても300月とみなして計算します。短期要件と長期要件のちがいと、300月みなしで額がどう変わるかを確認します。 【遺族厚生年金】2028年の見直しで新たな対象者「なぜ64倍の差?」30代女性約250人と60歳未満男性約1万6000人の背景 遺族厚生年金の額は報酬比例部分の4分の3 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #遺族年金 #遺族厚生年金 #公的年金