2. 1回の振込額はいくらになるのか
2か月分がまとめて入るということは、1回の振込額は月額の2倍になります。標準的な夫婦世帯ではどれくらいになるのでしょうか。LIMOの記事「【厚生年金】2026年6月支給分から「標準的な夫婦世帯」の年金額が4495円アップ!支給日に「60万円(月30万円)以上」」から要点を引用します。
2026年度、国民年金は前年度比1.9%、厚生年金は同2.0%の増額となっています。国民年金(老齢基礎年金・満額・1人分)は7万608円(+1300円)、厚生年金(夫婦2人分)は23万7279円(+4495円)。年金は2カ月ごとに支給されるため、夫婦2人分の標準的な年金額でみると1回あたりの振込額は47万4558円です。もっとも、これらはあくまでモデルケースであり、実際の受給額は加入期間や現役時代の収入によって異なります。
出所:LIMO「【厚生年金】2026年6月支給分から「標準的な夫婦世帯」の年金額が4495円アップ!支給日に「60万円(月30万円)以上」
月額23万7279円の2か月分で47万4558円です。まとまった額が入るぶん、2か月で使い切る前提の家計管理が必要になります。
3. 2か月ごとの家計をどう組むか
振込が2か月に1回ということは、次の入金まで2か月あるということです。入った直後に大きな支出をすると、2か月目が苦しくなります。
1回の振込額を2で割り、1か月分を別の口座に移しておく方法があります。生活費の口座には1か月分だけを置いておけば、使いすぎを防げます。
また、振込額は額面ではありません。介護保険料や後期高齢者医療保険料、住民税などが天引きされたあとの金額が入ります。家計を組むときは、通帳に記帳される実際の金額を起点にしてください。
4. まとめにかえて
年金は年6回、偶数月の15日に支払われます。15日が土日祝のときは直前の平日に前倒しされます。
各支払月に入るのは前月までの2か月分です。10月15日の支給で振り込まれるのは8月分と9月分で、10月分は12月の支給に回ります。
年度の改定が振込額に表れるのも6月からです。仕組みを知っておけば、金額を見て戸惑うことはなくなります。
参考資料
- 日本年金機構「年金はいつ支払われますか。」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- LIMO「【厚生年金】2026年6月支給分から「標準的な夫婦世帯」の年金額が4495円アップ!支給日に「60万円(月30万円)以上」」
- LIMO「【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説」
LIMO編集部年金解説班