2. 寒冷地の秋植え多年草《冬越し》3つのコツ
秋植え多年草は、まだ株があまり大きくならないうちに寒冷地の厳しい冬を迎えることになります。寒さに強い多年草でも、まだ株が小さいうちは本来の耐寒性を発揮できないことも少なくありません。
そのため、ここからは今年の秋に植え付ける多年草が、最初の冬を乗り越えるための3つのコツをご紹介します。最初の冬を無事に乗り越えられれば、翌年からはとくに手をかけずに冬越ししてくれるようになりますよ。
2.1 根張りを促すため、植え付けは早めに済ませる
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寒冷地で秋に苗を定植する場合、本格的な寒さが到来する前に、植物の根をしっかりと土に定着させる必要があります。根が十分に育たないまま冬を迎えると、寒さで枯れてしまうリスクが高まります。気温が下がり始めたら、タイミングを逃さずに早めの植え付けを心がけましょう。
2.2 マルチング材を活用して防寒ケアを行う
植え付けたばかりの初めての冬は、株元に藁(わら)やバークチップなどを敷き詰める「マルチング」をして保護してあげましょう。これにより、雪や霜による急激な地温低下を防ぐことができます。さらに寒風や雪をよけるために、寒冷紗(かんれいしゃ)で植物を覆うのも防寒対策として効果的です。
2.3 初年度は「鉢植え管理」からスタートして確実に冬を越す
植え付け時期が遅れてしまった時や、いきなり地植えにするのが不安な場合は、最初の冬だけは鉢植えで育てるのがおすすめです。暖房の風が当たらない屋内や、霜よけができる軒下などで安全に冬越しさせ、春になって霜の心配がなくなってから庭へ地植えすると、定着の成功率がグッと高まります。
3. 環境に合った多年草で、ローメンテなナチュラルガーデンづくり
寒冷地での庭づくりは冬の寒さ対策が気になりますが、環境に合った丈夫な多年草を選べば特別な寒さ対策をしなくても、植えっぱなしで毎年美しい庭を楽しめます。今回ご紹介した多年草は、どれも寒さにとても強く、ローメンテナンスで育てやすい植物たちです。
3つの冬越しのコツを参考にしながら、ぜひ秋のガーデニングを楽しんでみてくださいね。
4. 【鈴森 真樹】のひと言コメント
どちらも草丈が15cmほどのコンパクトな品種ですが、冬の寒さもへっちゃらで、毎年少しずつ大きくなり、花数も増えています。
寒冷地でガーデニングをしていると、春に新芽が出たときや、その年の最初に花が咲いた時の喜びもひとしお。ナチュラルでたくましい植物たちに癒されながら、寒冷地ガーデニングを楽しんでみませんか?
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鈴森 真樹



