「庭や玄関先をおしゃれにしたいけれど、水やりや日々のお手入れにかけられる時間はあまりない」「多肉植物ばかりのドライガーデンではなくて、花も楽しめる植物を植えたい」
このような方におすすめなのが、砂利や自然石を敷き詰めた中に、乾燥に強く長期間花が咲く常緑低木を取り入れた庭づくり。水やりの頻度が少なくローメンテなうえ、愛らしい花やナチュラルな枝ぶりを楽しめるのが魅力です。
この記事では、今から植えられる「乾燥に強い常緑低木」を4種厳選してご紹介します。どれも日当たりと水はけのよい場所を好み、一年中おしゃれな葉を楽しめて可憐な花も咲かせてくれる、育てやすい植物たちです。
1. 乾燥に強くおしゃれ!ドライガーデンにおすすめの常緑低木4選
1.1 シルバーリーフと鮮やかな花のコントラストが美しい「レウコフィルム(レウコフィラム)」
レウコフィルム1/7
Bowonpat Sakaew/shutterstock.com
北米原産のレウコフィルムは、白みを帯びた美しいシルバーリーフ(銀葉)が目をひく常緑低木です。春~初夏と秋に鮮やかな紅紫色の花を株いっぱいに咲かせ、葉とのコントラストが庭を洗練された印象にしてくれます。
オージープランツに似たおしゃれな雰囲気も魅力的で、ドライガーデンの主役にもおすすめ。無機質になりがちなドライガーデンを、明るく華やかな雰囲気に変えたい方におすすめです。
寒さに当たると葉を落とすことがありますが、春になるとまた芽吹きます。霜があまり降りない地域では地植えで越冬できますが、霜が降りる地域や寒冷地では鉢植えで育てて、晩秋に屋内へ取り込みましょう。
※参考価格:2500円~3500円(4号ポット苗)
1.2 可憐な小花のオージープランツ「ウエストリンギア(オーストラリアン・ローズマリー)」
ウエストリンギア(オーストラリアン・ローズマリー)2/7
Lacey Dent/shutterstock.com
オーストラリア原産のオージープランツで、ローズマリーに似た見た目から「オーストラリアン・ローズマリー」とも呼ばれる低木です。真夏や真冬以外の長い期間、白や薄紫色の可憐な小花を咲かせます。
白みをおびた細く繊細な葉も魅力。玄関先などの小さなスペースでも育てやすいコンパクトな庭木で、1本植えるだけでも異国情緒あふれる洗練された雰囲気を演出できます。
最低限の切り戻しで自然樹形を楽しむことも、刈り込みで丸い形や生垣風に仕立てることも可能。真夏と真冬以外はいつでもカットでき、枝のどこで切っても大丈夫なので、初心者さんでも扱いやすい庭木です。
※参考価格:2000円~5000円(5号ポット苗)
1.3 釣鐘型の可憐な花に、黒の雄しべがアクセントになる「ジャノメエリカ」
ジャノメエリカ3/7
shepherdsatellite/shutterstock.com
数あるエリカの品種の中でも、特に丈夫で育てやすいジャノメエリカ。釣鐘型の可憐な花の中に、黒い「蛇の目(ジャノメ)」のようなシベがあるのが特徴です。
花が少なくなる冬から春にかけての長い期間、株いっぱいに花を咲かせてドライガーデンを華やかに彩ってくれます。花色はピンクや白、赤など。愛らしい花が咲くドライガーデンをつくりたい方におすすめです。
荒地でも育つ、丈夫で育てやすい庭木です。環境が合うと樹高が高くなることもあるため、数年に一度、花が終わった直後に切り戻しておくと大きさをキープしやすくなります。
※参考価格:500円〜800円前後(3号ポット苗)
1.4 初心者でも育てやすく、爽やかな香りが魅力の「ローズマリー」
ローズマリー4/7
Tom Meaker/shutterstock.com
ローズマリーは、触れるだけで爽やかな香りが漂うハーブ。品種にもよりますが、晩秋~初夏までとかなり長い期間、爽やかな小花を咲かせてくれます。
枝がまっすぐ上に伸びる「木立性」や、這うように広がる「ほふく性」、その中間の「半ほふく性」があり、植えたい場所や目的に合わせて選べます。初心者さんやお忙しい方には、お手入れがしやすい「木立性」がおすすめです。
やせ地でも育ち、極度の乾燥にも耐えるため、今回紹介した中でもとくに丈夫な庭木です。成長が早く、風通しが悪くなると病害虫が発生しやすくなるため、伸びすぎた枝は剪定を兼ねて適宜収穫しましょう。料理やハーブティー、リース作りに活用できるのも嬉しいポイントです。
※参考価格:300円~900円前後(3号ポット苗)
2. 乾燥に強い常緑低木で、ローメンテな庭を作ろう!
今回ご紹介した4つの低木は、どれも乾燥に強く、水やりの手間が少ないローメンテな植物です。一年を通して葉を楽しめる常緑低木を選ぶことで、冬でも寂しくならない、見栄えの良い庭をキープできます。
過酷な夏の暑さが落ち着き、ガーデニングがしやすくなるこの秋。ぜひお気に入りの植物をお迎えして、おしゃれでローメンテなドライガーデン作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
3. 【鈴森 真樹】のひと言コメント
冬が来る前にしっかりと根を張らせることで、翌年の春から夏にかけて丈夫に育ち、よりローメンテで美しい庭になっていきます。まずは、気になった1株から育ててみてはいかがでしょうか。
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鈴森 真樹



