色鮮やかに冬から春の庭を彩るパンジー&ビオラ。店頭に並ぶ苗も魅力的ですが、種から育てることで、ガーデニングの楽しさはさらに広がります。
今回は初心者でも迷わず挑戦できるように、種まきの適切なタイミングと育て方のコツをくわしく解説します。
また、園芸歴30年ガーデナーのお気に入りのパンジー&ビオラも5種、参考価格とともに紹介しますので、さっそく見ていきましょう。
1. パンジー&ビオラの種まき《時期・方法・育て方》5つのポイント
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1.1 種まきの時期
従来は8月下旬〜9月上旬に種をまいていましたが、近年の長引く猛暑を考慮すると、無理な早期まきは避け、9月中旬〜10月上旬にまくのが安全です。
開花時期は冬〜春先とやや遅くなりますが、秋の間に苗がじっくりと丈夫に育ち、春にはみごとな花を咲かせてくれます。
1.2 種まき・発芽管理
種まき用の土を入れたトレーなどに重ならないよう種をまき、薄く土をかぶせます。発芽までは直射日光を避けた風通しのよい明るい日陰で管理しましょう。
霧吹きでなどで土の湿りを維持し、順調にいけば約1週間〜10日ほどで発芽します。
1.3 育苗
芽が出たら日当たりのよい場所へ移動し、日光不足による徒長を防ぎます。本葉が2〜3枚になった頃、小さなスプーンなどで根を傷つけないようにすくい取り、ビニールポットへ植え替えましょう。
1.4 植え付け
本葉が6〜8枚に育ち、底穴から根が少し見えるようになったら、花壇やプランターへ定植します。日当たりと風通しのよい場所を選び、緩効性化成肥料を混ぜた水はけのよい土に植え付け、たっぷり水を与えましょう。
1.5 追肥と花がら摘み
開花期が長いため、次々と花が咲くように、定期的な追肥を欠かさないことが大切です。また、終わった花がらをこまめに摘み取ることで、種に栄養が取られるのを防ぎ、花数を増やすことができます。
2. 園芸歴30年ガーデナーのお気に入り「植えてよかった」パンジー&ビオラ5選
2.1 シンプルさが魅力の「単色・ツートンカラー」
シンプルな単色の花2/9
筆者撮影
シンプルだからこそ、どんな花とも合わせやすいところが魅力の単色やツートンカラー。鮮やかな単色は遠目にもパッと映え、上下で色が異なるツートンカラーは一株だけでも庭や玄関先を華やかに彩ってくれます。
※参考価格:150円~350円前後(種1袋))
2.2 くすみ感やグラデーションが美しい「アンティークカラー・ニュアンスカラー」
ヌーヴェルヴァーグ3/9
筆者撮影
くすみ感のあるアンティークカラーや、一花の中に絶妙な色のグラデーションが広がるニュアンスカラー。我が家のヌーヴェルヴァーグやパンプキンは日々表情が変わり、大人っぽく洗練された美しさが気に入っています。
※参考価格:300円~600円前後(種1袋)
2.3 豪華な立体感が魅力の「フリル咲き」
ドラキュラ4/9
筆者撮影
花弁のフチがドレスの裾のようにひらひらと波打つ、ゴージャスで立体感のあるフリル咲き。筆者がお気に入りのドラキュラは、妖艶な美しさが魅力で、一輪あるだけで主役級の華やかさを放ちます。
※参考価格:400円~800円前後(種1袋)
2.4 ウサギのような可憐な花「ラビット系」
ラビット系5/9
筆者撮影
ウサギの耳のように上弁が細長く伸びた、愛らしいフォルムが特徴のラビット系。軽やかなシルエットで、小さな花を株いっぱいに咲かせる、花付きのよさが魅力です。
※参考価格:300円~800円前後(種1袋)
2.5 美しく個性的な「絞り・ストライプ模様」
タイガーアイ6/9
筆者撮影
花弁に絵の具をにじませたような絞り模様や、中心から放射状に伸びる美しいストライプが個性的。我が家の庭に咲くタイガーアイは芸術的な美しさが魅力で、一株植えるだけで、庭のアクセントとして効果を発揮してくれます。
※参考価格:300円~600円前後(種1袋)