ソフトバンクGの深刻な株価低迷が続く! 日経平均株価は反落

【東京株式市場】 2019年10月2日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、一時▲160円安も一段の下押しはなし

2019年10月2日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,778円(▲106円、▲0.5%) 反落
  • TOPIX 1,596.2(▲6.7、▲0.4%)  反落
  • 東証マザーズ株価指数 875.1(▲1.8、▲0.2%)  反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,057、値下がり銘柄数:1,007、変わらず:87
  • 値上がり業種数:12、値下がり業種数:21
  • 年初来高値更新銘柄数:63、年初来安値更新銘柄数:4

東証1部の出来高は11億7,164万株、売買代金は2兆872億円(概算)となり、いずれも前日より小幅増加となりました。目立ったニュースがない中で、米国株の大幅下落を受けた模様眺めムードが支配的となりました。ただ、中小型株を中心に下値を拾う動きも散見され、リスクオフとまでは至らなかったようです。売買代金もわずかながら2兆円を上回って引けました。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、寄り付き直後に一時▲160円安まで下落しましたが、その後は下押しすることなく、後場の終盤には一時▲90円安まで下げ幅を縮小する場面も見られました。結局、最後までプラス圏へ浮上することなく反落となりましたが、日中の値幅(高値と安値の差)は70円程度の狭いレンジ内での値動きとなっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落となりました。

東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は39日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,817万株、売買代金634億円となり、いずれも前日より小幅に減少しました。先週序盤は回復の兆しが見えた個人投資家の物色意欲も、再び停滞している可能性が高く、売買代金は39日連続で1,000億円を下回っています。

また、株価指数も小幅下落ながら反落となりました。依然として900ポイント回復前に足踏みが続いていますが、今後の個人投資家の動向に注目が集まりましょう。

ソフトバンクGが大幅反落、吉野家HLDや日本マクドナルドHLDなど外食株が高値更新

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が一時▲4%安の大幅反落となりました。同社株は4月中旬に付けた年初来高値(6,045円)から▲30%以上下落しており、主力大型株の中においてはファミリーマート(8028)と並んで株価低迷が際立っています。

また、ここ数日の株価上昇が顕著だった機械株が一斉に売られ、SMC(6273)、安川電機(6506)、ファナック(6954)、キーエンス(6861)、マキタ(6586)などが軒並み大幅安となっています。

さらに、自動車株も利益確定売りに押され、マツダ(7261)、日産自動車(7201)、SUBARU(7270)などの大幅下落が目立ちました。

その他では、米国におけるネット証券の手数料下落を背景に、楽天(4755)が一時▲5%超安へ急落し、マネックスグループ(8698)も一時▲7%超安の急落になるなどネット証券関連銘柄が軒並み大幅安になったのが目を引きました。

一方、前日から施行された消費増税への対応で店内・持ち帰りの価格統一による影響緩和などが期待されたファストフード関連銘柄に見直し買いが入り、吉野家ホールディングス(9861)と松屋フーズホールディングス(9887)の牛丼株が年初来高値を更新し、日本マクドナルドホールディングス(2702)も年初来高値更新となりました。

また、相場全体が下落する中でハイテク株が比較相対的に堅調に推移し、アドバンテスト(6857)とカシオ計算機(6952)が年初来高値を更新し、NEC(6701)や富士通(6702)も小幅に値を上げています。

その他では、熱戦が続くラグビーワールドカップでの膨大なビール消費量に再び注目が集まり、アサヒグループホールディングス(2502)とサッポロホールディングス(2501)が年初来高値更新で引けたのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、ブシロード(7803)が大幅高で上場来高値更新となり、ドリコム(3793)も爆騰して年初来高値更新となりました。一方、ミクシィ(2121)が大幅安となり、メルカリ(4385)も小幅安となっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。