私には3人の子供がいます。そして、1番上と1番下が10歳離れています。1番目と2番目が男の子で、1番下の子は初めての女の子でした。

3人目は久し振りの出産、そして初めての女の子。

体も気持ちも初産婦と変わらない思いだったのですが、周りの対応は限りなく「ベテランお母さん」に近い状態でした。

『ベテラン母さんって言われても…』そう思った私の、ワンオペ育児ならぬ(ほぼ)ワンオペ出産体験記です。

当然、妊婦健診は常に1人

妊娠発覚当初から最後の妊婦健診まで、夫が一緒に病院に付き添ってくれることはありませんでした。1人目と2人目の時も、付き添ってもらった覚えが無いので「まぁいいや」って気持ちだったのですが。

1人目と2人目の時は病院の待合には男性の姿はほぼありませんでしたが、3人目の時は診察室の長いす2~3脚に1人くらいの割合で男性が付き添いで来ていました。

「これも時代の流れなのかな~」なんて思いながら、受診していた記憶があります。

ですが、私は私で健診後の楽しみとして、上の2人が小学校から帰って来るまでの間、ランチしたりブラブラショッピングしたりと楽しく妊婦ライフを過ごしていました。

この時期はあまり、ベテランお母さんとしての気負いは感じていませんでした。

出産のための事前入院も、自分で車を運転

出産予定日1週間前になって、妊娠高血圧症候群の診断がくだされ、またそれ以前にも妊娠糖尿病の診断も受けていた私は、先生と相談して計画出産をすることになりました。

出産予定日翌日に入院することになりましたが、その時も自分で入院準備の荷物を持ち、自家用車を運転して、1人で病院へ向かいました。

気になっていたのは上の子ども2人のことでしたが、できるだけのことを…と思い準備をしてきました。それぞれの担任の先生には事前に事情を説明し、信頼できる友人にも「何かあったらお願い」と伝え、その日の夕飯準備と翌日以降の食料品を買っておいてから入院しました。

入院当日の午前中は、洗濯や買出しと、忙しく動いていました。結果として、それが出産を少し早めてくれたのかもしれません。

入院した日の夜に出産