浄水、製氷、瞬間加熱、水素水生成、コーヒードリップ。

毎日の「飲む」に関わる複数の機能を1台に集約した、新発想のドリンクステーション「Drink Atelier(ドリンクアトリエ)」が、2026年9月5日にクラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」に登場します。

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出所:株式会社No.

出所:株式会社No.

開発したのは、2022年から家電・ライフスタイルブランド「Noend」を展開する株式会社No.。

同社は高い技術力とスタイリッシュなデザインを兼ね備えた美容やセルフケア、水回りに関する製品を開発している日本発のものづくりスタートアップです。

これまで独自性のある製品を次々と送り出してきたNoendですが、今回のDrink Atelierは従来とはまったく異なるジャンルへの挑戦になります。

開発には時間もコストもかけられており、同社の浅川一輝代表も「過去最大のプロジェクト」と語ります。

なぜNoendは、これほど大規模なプロジェクトに踏み切ったのでしょうか。Drink Atelierの開発背景や提供していきたい価値、Noend独自のブランド戦略、今後の展開まで、浅川代表にインタビューしました。

ココがポイント
  • 世界初となる5-in1のドリンクステーションを開発したNoendとは?
  • なぜドリンクステーションを開発した?浅川代表に聞いた新ジャンルに挑戦する理由
  • 開発で苦労したポイントは?クラウドファンディングをフル活用する独自戦略にも注目

1. 「終わらない開発」を続けるNoend 製品を継続的に育てて価値を最大化

Noendは2022年に誕生したブランドで、新製品をクラウドファンディングで先行販売し、その後、Amazon・楽天市場・公式オンラインストアなどのECで一般販売するスタイルで、独自性に富むアイテムを多く展開してきました。

Noendブランドで展開している製品群2/6

Noendブランドで展開している製品群

出所:株式会社No.

ユーザーは30〜50代が中心。独自性のある機能を備えた製品が多い一方で、美容家電など女性ユーザーが多いカテゴリーでも、中性的なデザインによって性別を問わず支持を集めているのも特徴です。

Noendのブランドを語るうえで重要なのが、「終わらない開発」という考え方です。

「『製品を発売したら完成』ではなく、お客様からのフィードバックや販売後に見えてきた課題を踏まえ、次のロットで改善できる部分はアップデートしていく」(浅川代表)という継続的に製品を育てていく姿勢を取っています。

ブランドとしては生活の中で感じる少しの余裕や心地よさも重視しているといいます。機能を増やすこと自体ではなく、その製品が生活の中に入ったとき、利用者の時間や行動がどう変わるのかを考える。その発想は、今回のDrink Atelierにも通じています。

2. 「多機能家電」ではなく「新しい体験」を提供できるプロダクト

Drink Atelierの最大の特徴は、浄水、製氷、瞬間加熱、水素水生成、コーヒードリップという複数の機能を一台に集約したことです。

しかし、今回の製品を理解するうえで重要なのは、「5つの機能がある」という数字そのものではありません。

「朝はコーヒーを飲む。昼は冷たい水を飲む。暑い日は氷を使い、夜はグラスに氷を入れてお酒を楽しむ」といった行為は、これまでならそれぞれの場面で別の家電や道具を使う必要がありました。

Drink Atelierは、こうした「飲むまで」の工程を一か所に集めます。Noendが掲げるコンセプトは、「水道水を5つのごちそうに。」。5-in-1という多機能さは、この体験を実現するための手段です。

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出所:株式会社No.

出所:株式会社No.

浅川代表は、今回の製品では「こういう人に使ってほしい」とターゲットを決め打ちするのではなく、幅広い飲み方や生活シーンに対応できることを重視したと語ります。

1人暮らしからファミリーまで、家族構成や生活スタイルを限定せず、多くの家庭で使われる製品を目指して開発を進め、結果として生まれたプロダクトが、世界初となる“5-in-1”のドリンクステーションだったというわけです。