「ディズニー」のオリエンタルランドが上場来高値更新も終値は下落。日経平均株価は小反発

【東京株式市場】 2019年9月26日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小反発、TOPIXは約5カ月ぶりに年初来高値更新

2019年9月26日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,048円(+28円、+0.1%) 小反発
  • TOPIX 1,623.2(+3.1、+0.2%) 小反発
  • 東証マザーズ株価指数 886.2(+4.9、+0.6%) 5日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,357、値下がり銘柄数:718、変わらず:76
  • 値上がり業種数:22、値下がり業種数:11
  • 年初来高値更新銘柄数:178、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は14億2,707万株、売買代金は2兆6,582億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。日米貿易協議の大枠合意などを手掛かりに、ややリスクオンモードが高まったことに加え、権利付最終日に伴う配当狙いの売買も出たと見られます。売買代金は3兆円には及びませんでしたが、2兆7,000億円に迫る水準に膨らみました。

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そのような中、日経平均株価は上値の重い展開となりました。米国株の大幅高を受け、寄り付き直後は一時+164円高まで買われましたが、その後は徐々に上げ幅を縮小しました。そして、後場の終盤にはマイナス圏へ沈み、一時▲33円安まで下落する場面も見られています。最後は再びプラス圏に浮上して引けましたが、上値の重さが改めて認識されたようです。

なお、TOPIXも同じような値動きで反発となり、取引時間中には約5カ月ぶりに年初来高値を更新しました。日経平均株価が未だ高値更新とならないことを勘案すると、中小型株を中心に全般的な買戻しが続いていることを示唆しています。

東証マザーズ株価指数は5日続伸、売買代金は35日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,440万株、売買代金は891億円となり、いずれも前日より増加しました。配当狙いを含めて、個人投資家の物色意欲がやや回復した印象がありますが、売買代金は35日連続で1,000億円を下回っています。

一方、株価指数は買戻しが続き5日続伸となりました。気が付けば900ポイント回復が近付いてきましたが、今後の個人投資家の動向に注目が集まりましょう。

ソニーや富士通などハイテク主力株が年初来高値更新後に売られて終値は下落

個別銘柄では、ハイテク株に見直し買いが継続し、東京エレクトロン(8035)、ソニー(6758)、オリンパス(7733)、富士通(6702)、アドバンテスト(6857)、カシオ計算機(6952)などが取引時間中に年初来高値を更新しました。ただ、その後は利益確定売りに押され、東京エレクトロン(8035)以外は、全て終値は下落して引けています。

また、日米貿易協議の大枠合意を好感して自動車株も買われ、SUBARU(7270)、マツダ(7261)、トヨタ自動車(7203)、スズキ(7269)などが大きく値を上げています。

その他では、ファナック(6954)が大幅高となり、通信株では日本電信電話(9432)が年初来高値更新となったのが目を引きました。

一方、ファーストリテイリング(9983)が冴えない値動きとなり、ファミリーマート(8028)など小売り株の一角に売りが優勢となりました。

また、オリエンタルランド(4661)が取引時間中に上場来高値を更新しましたが、その後は下げに転じて終値は下落しています。

その他では、三井不動産(8801)など不動産株が弱含みで推移したことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、サンバイオ(4592)が大幅続伸となり、オンコリスバイオファーマ(4588)は急騰して引けました。一方、ユーザベース(3966)が値を下げ、キャリア(6198)も大幅安となっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。