みなさんは、自分のお金に関する知識や判断力に自信がありますか?世の中に数多く存在する金融商品について詳しく知らない、家計管理が苦手といった方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、難しいイメージを持たれやすい「金融リテラシー」についてお伝えします。これは、簡単にいうと「金融知識」「お金に関する基礎知識」といったもの。どうすればこれらの知識を身に付けられるのか、この機会にチェックしておきましょう!
日本人の金融リテラシーはなぜ低い?
金融広報中央委員会(事務局・日本銀行)は、「金融リテラシー調査(2019年)」において18歳以上の個人の金融リテラシーの現状を調査しています。その結果、アメリカを対象にした同様の調査の結果と大きな差が見られました。
たとえば、「金融教育を学校で受けた人の割合」はアメリカが21%だったのに対し、日本は7%にとどまっています。また、「金融知識に自信がある人の割合」はアメリカが76%だった一方、日本はわずか12%という結果でした。
一体、なぜこのような差がうまれてしまったのでしょうか。これには、「お金の話は控えるべき」「お金儲けはよくない」といった日本人ならではの思考も原因の1つだと考えられます。
お金に関する相談や勉強は、金融知識を身につけるうえで非常に重要なこと。これまでの考え方にとらわれ過ぎることなく、積極的にお金と向き合っていきましょう。