「資産価値を意識して住宅会社を選びたい」と考える方は少なくありません。しかし、資産価値の考え方は人それぞれです。
売却のしやすさだけでなく、相続や長く快適に住み続けられることを重視する方もいます。
本記事では、住宅アドバイザーとして印象に残っている事例を交えながら、資産価値について考えてみます。
※本記事の内容は、筆者の対応経験をもとに、個人が特定されないよう一部内容を一般化・再構成してご紹介しています。
1. この記事でわかる3つのポイント
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売るときの価格だけでなく自分たちが長く快適に暮らせる満足度とのバランス。 -
家族に引き継ぐことを見据えつつ自分たちの暮らしやすさを重視する家づくり。 -
将来の修繕費を抑えるための長期保証や定期点検など維持管理のしやすさ。
2. 【住宅購入専門家アドバイス】資産価値を考えた住宅選びで印象に残っている事例
印象に残っているのは、セカンドライフの住まいを検討されていたお客様です。
将来的に住まいを引き継ぐご親族のことも見据え、資産価値をできるだけ維持できる住まいにしたいという思いをお持ちでした。
そのため、立地の良さだけでなく、建物自体の性能や品質にもこだわり、将来そのまま住み継ぐ場合でも満足できる住まいづくりを目指されていました。
一方で、最終的には「自分たちが人生の最後まで暮らす住まいでもある」という思いを優先され、比較していた住宅会社の中でも、特に性能や建物グレードに魅力を感じた住宅会社を選択しました。
納得できる住まいづくりを決断されている様子でした。
私が担当したお客様では、資産価値だけを基準に住宅会社を選ばれる方はほとんどいませんでした。実際には、自分たちが長く快適に暮らせるかという満足度とのバランスを考えながら意思決定されるケースが印象的でした。
3. 【住宅購入専門家アドバイス】資産価値を維持するために意識したいメンテナンス性
資産価値は立地や築年数、市場環境などさまざまな要素が影響するため、一概に「この住宅会社なら資産価値が高い」とは言えません。
一方で、住宅会社選びで一つ意識したいのが、建てた後のメンテナンス性です。どれだけ性能の高い住宅でも、適切なメンテナンスが行われなければ建物の状態は悪化し、資産価値にも影響する可能性があります。
私自身、住宅会社を比較する際は、「住んだ後に適切なメンテナンスを続けられるか」も重視したいと考えています。
そのため、長期保証の内容や定期点検の有無、採用されている外壁材・屋根材の特徴やメンテナンスの考え方、将来的な維持管理のしやすさなどを確認しておくことをおすすめします。
4. 【住宅購入専門家アドバイス】まとめ・一覧表
住宅会社を選ぶ際は、「資産価値が高い住宅会社」を探すことよりも、自分や家族にとってどのような住まいを実現したいのかを整理することが大切です。
そのうえで、将来の暮らし方や相続、住み続けるための維持管理まで見据えて比較・検討すれば、納得感のある住宅会社選びにつながるでしょう。目先の価格や設備だけで判断せず、長期的な視点で住まいを考えることが大切です。
土屋 真


