4. すかいらーく系列の業態転換で店舗が急拡大

4/4

出所:株式会社資さん

資さんうどんはすかいらーくの買収前(2024年)まで約60店舗を展開していましたが、2026年3月に100店舗を突破。これは2年足らずで、店舗数が約1.5倍に拡大したということになります。

ハイスピードの新規出店が実現している理由は、すかいらーくの主力ブランドであるガストやジョナサンなどを業態転換する形をとっているからです。

業態転換であれば、居抜きでコストを抑制できることに加え、立地も集客実績があるため、リスクを最小限に抑えることができます。

同グループは、今後も業態転換によってより利益率の高いブランドを新規出店していく方針を掲げています。拡大は日本だけに留まらず、2026年6月には台湾に海外1号店がオープンしました。

今年で創業50周年の大きな節目を迎えている、資さんうどん。さらなる出店加速とメモリアルイヤーを記念した企画なども期待できそうです。

5. トレンドウォッチャーの分析

大蔵 大輔

「うどん」を主力としながらも、カツ丼やぼた餅といった多彩な人気メニューを擁する「資さんうどん」。

ファミレス並みの豊富なラインナップが強みとなり、ガストやラ・オハナからの業態転換であっても地域住民へスムーズに親しまれています。

現在、店舗数は100店舗を突破。「話題の進出店」というイベント的なフェーズを脱し、「地域の日常食」へと着実にシフトしつつあります。

初期ブームが一巡した今、どれだけ根強いリピーターを獲得し定着させられるかが、今後の持続的成長の鍵を握っています。

参考資料

LIMOローカルニュース編集部