個人向け国債は、国が発行するため高い信頼性があり、初めて資産運用を始める方にも扱いやすい金融商品です。
1万円という少額から購入可能で金融機関で手軽に申し込めるほか、譲渡や相続が可能な点も特徴に挙げられます。
また、年0.05%の最低金利保証が設定されているため、実勢金利が低下した局面でも安心して保有できます。
銀行の窓口でも、「初めての資産運用は何から始めればいいか分からない」というご相談をよく受けてきました。個人向け国債は、元本割れのリスクがほとんどなく、1万円から始められる手軽さもあって、投資に不安を感じる方への入り口としてよくご案内していた商品です。ただし「安全だから」とだけ考えて中身を確認せずに購入すると、実勢金利が上昇した局面では他の運用方法と比べて見劣りすることもあります。今回は最新の金利水準と、実際にどれくらいの利息を受け取れるのか、具体的な金額で確認していきましょう。
個人向け国債は毎月発行されていますが、今月の最新金利はどのような設定になっているでしょうか。詳しく確認していきましょう。
1. この記事の3つのポイント
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2026年7月募集の個人向け国債の金利は、変動10年1.8%・固定5年1.95%・固定3年1.56% -
600万円を固定5年で満期まで保有した場合、税引後の受取利息は46万6157円 -
中途換金では直近2回分の利子相当額に0.79685を掛けた金額が差し引かれるため、満期前の解約は利息の目減りに注意
2. 2026年7月募集「個人向け国債」の適用金利は何%?
2026年7月に募集される個人向け国債の適用金利は、商品タイプごとにそれぞれ設定されています。
各タイプの適用金利は、変動10年が年1.8%、固定5年が年1.95%、固定3年が年1.56%となっています。
半年ごとに金利が見直されるタイプと、満期まで金利が変わらない固定タイプから目的に応じて選択できます。
金利だけを見ると固定5年の1.95%が一番高く感じますが、これはあくまで表面利率です。実際に受け取れる利息は、ここから税金が差し引かれた後の金額になります。次の章で、600万円を購入した場合の具体的な手取り額を試算してみましょう。


