3. 角膜検査で目の状態を詳しくチェック
今回は、角膜の傷を確認するため「フルオロセイン染色」という検査を実施。
専用の染色液を使い、目の状態を詳しく調べていきます。
検査の結果、左目の角膜が黄色く染まり、傷ができていることが確認されました。
院長によると、トリミング後に目を気にして来院するケースは珍しくないそうです。
シャンプーが目に入ったり、カットした毛が目に入ったり、緊張やドライヤーによる乾燥で目の表面を守る働きが弱くなることで、炎症や角膜の傷につながることがあるといいます。
ただし、今回の傷がトリミングによるものかどうかは断定できず、「サロンが原因とは言い切れないことも多い」と説明していました。
4. 目薬で治療を開始
今回は保湿の目薬と抗生剤の目薬で治療を進めることになりました。
トリミング後は被毛だけでなく、目の様子にも少し気を配ることで、異変に早く気付けることもあります。
大切な愛犬のためにも、帰宅後は目を細めていないか、涙が増えていないかなども確認してあげたいですね。
SNSでは
- 「早く良くなりますように」
- 「うちのトイプーもトリミング後に同じ症状でした」
などのコメントが寄せられていました。
夜の獣医師 ゆってぃー(@yinanobe)さん、ご協力いただき、ありがとうございました!
5. ペットの年間にかかる医療費はいくら?
家族同然のペットと長く一緒に暮らしていくためには、健康を維持するための予防や病気になったときの治療が欠かせません。
アイペット損害保険株式会社が、2026年3月26日に発表している「ペットの支出に関する調査」によると、ペットの医療費(ペット保険料などは除く)の年間支出は、以下のような結果になりました。
5.1 全体
- 2万円未満:44.9%
- 2万円~4万円未満:20.3%
- 4万円~6万円未満:20.3%
- 6万円~10万円未満:14.7%
- 10万円以上:5.2%
5.2 犬飼育者
- 2万円未満:31.2%
- 2万円~4万円未満:21.8%
- 4万円~6万円未満:19.4%
- 6万円~10万円未満:30.8%
- 10万円以上:6.8%
5.3 猫飼育者
- 2万円未満:58.6%
- 2万円~4万円未満:18.8%
- 4万円~6万円未満:10.0%
- 6万円~10万円未満:9.0%
- 10万円以上:3.6%
出所:アイペット損害保険株式会社
2025年の年間医療費は「2万円未満」が44.9%と約半数を占めましたが、犬と猫では異なる実態が見られました。
猫の飼育者では「2万円未満」が58.6%と過半数にのぼったのに対し、犬は31.2%に留まり、「6万円以上」を支出する層も27.6%に達しています。
また、調査では3割を超える飼育者が「費用面で受診を迷った、あるいは様子見したことがある」と回答しています。
人間同様にペットの病気やケガも突発的に発生するものです。ペット保険に加入したり、事前に備えてペットのために貯蓄したりすることも、飼い主の務めといえます。
参考資料
- Instagram - 夜の獣医師 ゆってぃー(@yinanobe)
- TikTok - 夜の獣医師ゆってぃー(@nolimitvet_yutty)
- YouTube - 夜の獣医師ゆってぃー(@vetsyutty)
- 港区動物救急医療センター芝アニマルクリニック
- アイペット損害保険株式会社「2025年版ペットの支出に関する調査」
LIMOどうぶつ部




