退職の理由は人それぞれ。とはいえ、誰もが知る大企業を自ら退職したとなると、その理由が気になりますよね。
そこで今回は、大企業を入社してすぐに辞めてしまった方に、その理由をこっそりうかがいました。彼らはその後、どのような人生を歩んだのでしょうか。
現在の離職率は
大企業に限らず、どの企業にも退職者は存在するもの。では、入社後すぐに仕事を辞めた人はどのくらいいるのでしょうか。
2018年10月に厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の離職状況」によると、「15年3月に卒業し就職した人のうち3年目までに離職した割合」は以下の通りとなりました。
中学卒:64.1%
高校卒:39.3%
短大等卒:41.5%
大学卒:31.8%
こうみると、学歴が高いほど離職率が低くなる傾向がうかがえます。とはいっても、大学卒の3割以上が3年目までに離職しているというのが現状です。大学受験や就職活動の末に入社しても、退職を選ぶ人は決して珍しくないといえるでしょう。