帰省中は、普段離れている身内と直接会える貴重な期間。いつかはやってくる「お葬式」について、今のうちに話し合っておくことも大切です。
最近では、お葬式にもさまざまなスタイルが登場しました。それぞれの特徴を掴んで、親の理想に沿ったものを選べるようにしておきましょう。
一日葬(通夜なし、告別式のみ)
通夜はせず、火葬場で葬儀をするパターンです。身内だけで見送ることができ、移動距離も短くなります。「義理で呼ぶ人をできるだけ減らしたい」という方に向いているスタイルとも言えるでしょう。
一般葬
斎場で通夜や告別式を行う、一般的な方法です。知り合いが多い方にとっては、たくさんの人に見送ってもらえる手段でしょう。「火葬で別れを惜しむ際、周囲の人数が多くて心強い」という声もあります。
家族葬
会葬者に気を遣わずにすむ、というメリットがあります。香典は受け取らず、身内だけで済ませたい方に向いているでしょう。
まとめ
死んだときの話と捉えると、どうしても相手に遠慮してしまう方も少なくありません。しかし、「まだまだ先のこと」「今はまだ話さなくてもいい」と思っていると、いざとなって「親の理想を聞いておけばよかった」と後悔してしまうかもしれません。
帰省中こそ、そんな後悔を防ぐ最適なタイミング。いつかは話しておきたい「お葬式」について、親が元気なうちに意見を聞いておきましょう。
LIMO編集部