個別銘柄では、ファナック(6954)が大幅安となり、ソフトバンクグループ(9984)とKDDI(9433)も値を下げました。

また、ハイテク株では半導体関連銘柄が利益確定売りに押され、東京エレクトロン(8035)やルネサスエレクトロニクス(6723)が大幅安となり、アドバンテスト(6857)は取引時間中に年初来高値を更新した直後から売りが優勢となり、一時▲5%安に迫る急落となっています。

さらに、医薬品株の一角にも売りが継続し、第一三共(4568)、エーザイ(4523)、テルモ(4543)などが続落し、大日本住友製薬(4506)は連日の年初来安値更新となりました。

一方、円高進行が一服したことなどから自動車株が買い戻され、三菱自動車(7211)やマツダ(7261)が値を上げ、SUBARU(7270)は再び年初来高値を更新しました。

また、ハイテク株では日立製作所(6501)、ソニー(6758)、シャープ(6753)などに見直し買いが入り、オリンパス(7733)は3日続伸で引けています。

その他では、NTTドコモ(9437)が3日連続で年初来高値を更新し、吉野家ホールディングス(9861)も年初来高値に迫る上昇となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)が+20%超の大爆騰でストップ高となりました。一方、前日に急騰したサンバイオ(4592)や窪田製薬ホールディングス(4596)は反落となっています。

葛西 裕一