「女性が社会で働くには、不利な点が多いと思うか」どうかの問いに対して、「そう思う」は有職女性全体で70%、子どもがいる場合は75%となっています。

子育てしながらの働くことについては様々な苦労がありますが、中でも子どもの体調で急に休むことや、いったんは出勤したものの早退することが大変だと感じる人が多いようです。実際に、同じ職場で働いている人から嫌味を言われたり、不本意にマミートラックに乗ってしまい出世ができなくなったりという経験をしている人もいます。

確かに、急に早退、欠勤されてしまうと一緒に働いている人に業務のしわ寄せがきてしまうので、モヤモヤした気持ちになるのは当然といえば当然。実際にワーキングマザーに代わって残業が増えるなんてことになれば、いくら子育てに理解がある人でも嫌味を言ってしまうかもしれません。

子供の体調なのでどうしようもないことですが、このような雰囲気で働くのは非常に辛いものです。その結果、時短勤務なのに休みのリカバリーをするためにサービス残業するなど、自分が無理しなければいけない状況に陥ってしまうこともあるでしょう。

こうしたストレスフルなこともありますが、世帯収入が増える、仕事をしていることで家庭以外に居場所ができる、専業主婦より年金が手厚くなるといったことは女性が働き続けることのメリットと言えるでしょう。

おわりに

今の自分の立場に満足な人がいる一方で、「働きたくても働けない」「本当は専業主婦になりたい」「子供に振り回されずバリバリ働きたい」など理想通りにいかないという人もいるでしょう。共働きでも専業主婦でも、大変なことはそれぞれあります。自分の置かれた状況で家庭内で協力し、一つ一つ乗り越えていけるといいですね。

LIMO編集部