節約に取り組んでいると、ありとあらゆる支出が無駄に感じてしまいがち。節約意識が高いのは素晴らしいことですが、なかには「むしろ損をする節約」も存在しています。

そうとは知らずに節約していると、いつの間にか後戻りできない状況に陥ってしまうかもしれません。「こんなことならお金を使えばよかった」と後悔する前に、節約の正解・不正解を学んでおきましょう!

間違った節約3パターン

節約のはずが、むしろ損をしてしまった…なんて事態は避けたいもの。以下のような節約は、たとえ貯金目的でも避けておくようにしておきましょう。

目的のない節約

節約をするうえで、明確な目標を立てるのは必要不可欠。意欲が向上し、節約が長続きしやすくなります。

その反対に、目的のない節約はモチベーションが維持しにくく、途中でやめてしまうことも。それどころか、反動による無駄遣いをしてしまうリスクもあります。

人への贈りものをケチる

人間関係はお金で買うことができません。プレゼント代やご祝儀をケチり、自分の印象を悪くする行為は控えておきましょう。

自己投資に関する節約

習いごとや勉強でスキルを磨くことは、自分の可能性を広げる行動ともいえます。たとえ習いごと代や教材費がかかっても、将来的にはプラスになる可能性も。「学びたい」という気持ちがあるのなら、ぜひ諦めずに挑戦しましょう。

不要な機能を求める

家電や家具を買う際、「ハイペックな商品がいい」「いろんな機能を備えたものがいい」と選んではいませんか?機能や性能が高まるにつれ、商品の値段もどんどん上がってしまいます。どうしても譲れないこだわりがあるわけでないのなら、自分が本当に求めているランクの商品を選びましょう。

積極的に取り組みたい節約

続いては、ぜひ積極的にしておきたい節約をご紹介します。貯金を増やすためにも、さっそく実践してみましょう。

契約しているサービスを見直す

ずっと利用料を払い続けているサービスを見直し、いらないものは解約するのもいいでしょう。なかでも生命保険は、「オプションをつけすぎていた」「保障内容が被っていた」というケースも。保険料が抑えられたら、差額をしっかり貯金しておきましょう。

「お得感」で判断しない

「この野菜は半分しか使わないけれど、丸々買った方が安い」「スマホの容量は128GBで充分だが、念のため256GBの方を契約しよう」といった経験はありませんか?量が多いほうがお得感はあるものの、結局使わなければ無駄になってしまいます。「お得感」ではなく、「実際に必要な量」で選ぶようにしましょう。

浪費癖が直らないときには