60代のマダムの日常を発信する「@nanamikozue」さんが投稿した「マニッシュスタイル」の動画がInstagramで注目を集めています。
投稿された動画は執筆時点で1055回再生されるなど話題となっています。
そこで、LIMO編集部は「@nanamikozue」さんに許可をいただき、ファッションの注目ポイントをご紹介。
また記事中では、「65歳以上の単身無職世帯の家計収支」についても解説します。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. この記事の3つのポイント
-
60代女性がインスタグラムで披露した、ジャケットとデニムのかっこいい着こなし -
黄色い靴やカバンをアクセントにした、遊び心あふれるおしゃれなファッション -
65歳以上で一人暮らしの年金生活は、毎月約3万円の赤字になるという厳しい現実
2. ダブルジャケット×デニムでこなれ感のあるマニッシュスタイルを披露
ダークカラーのダブルジャケットにデニムを合わせたコーデを披露した@nanamikozueさん。
フォーマルな印象のジャケットは、袖をまくって手首を見せ、抜け感と軽やかさを演出。
デニムの裾を太めにロールアップすることで、さらにカジュアルな雰囲気に仕上げました。
大人の余裕を感じる、スタイリッシュでかっこいいコーデがとても素敵です。
3. 黄色の差し色がコーデのアクセント
スニーカーとトートバッグに取り入れた、鮮やかな黄色の差し色がコーデのアクセント。
クラシックなジャケットコーデを崩し、遊び心をプラスして楽しむスタイルがとてもおしゃれです。
スタイリッシュとポップな雰囲気が融合した、ハイセンスなマニッシュスタイルになりましたね!
@nanamikozueさん、ご協力ありがとうございました。
3.1 編集部からのコメント
かっちりとしたジャケットにデニムと鮮やかな黄色の小物を合わせるハイセンスな着こなし。年齢を重ねてもご自身の好きなファッションを自由に、そして堂々と楽しむ@nanamikozueさんの姿に、記事を企画・編集した私たち編集部も大変刺激を受けました。
こんな風に遊び心を持って毎日を自分らしく過ごせたら、これからの人生がますます楽しみになりますよね。
さて、そんな憧れのおしゃれなシニアライフですが、実際にお仕事を辞めて引退したあと、毎日の生活費や自由に使えるお金はどのようになっているのでしょうか。
ここからは少し視点を変えて、高齢者の一人暮らしでは「毎月どんなことに、どれくらいのお金がかかっているのか」という、気になる老後の家計のリアルな数字についてわかりやすくご紹介していきます。(LIMOシニア部)
4. 高齢者の暮らしはどんな感じ?65歳以上の単身無職世帯の家計収支を紹介
3/4
miya227/shutterstock.com
SNSでの高齢者のリアルなライフスタイルが話題となっていますが、実際のデータにはどのような傾向が表れているのでしょうか。
退職後、無職でいると生活は年金収入に頼ることになります。
実際の年金受給世代の暮らしはどんな感じなのでしょうか。
総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」から、65歳以上の単身無職世帯における「ひと月の収支実態」を具体的に見てみましょう。
4.1 65歳以上《単身》無職世帯ひと月の家計収支
- 毎月の実収入:13万1456円
- うち社会保障給付(主に年金):12万212円
- 毎月の支出:16万1435円
- うち消費支出:14万8445円
- 食料:4万2545円
- 住居:1万1416円
- 光熱・水道:1万5565円
- 家具・家事用品:6069円
- 被服及び履物:3049円
- 保健医療:8388円
- 交通・通信:1万3601円
- 教育:0円
- 教養娯楽:1万6132円
- その他の消費支出:3万1681円
- うち諸雑費:1万4052円
- うち交際費:1万6956円
- うち仕送り金:591円
- うち非消費支出:1万2990円
- 直接税:7072円
- 社会保険料:5912円
65歳以上《単身》無職世帯の家計は…
ひと月の赤字:2万9980円
エンゲル係数(消費支出に占める食料費の割合):28.7%
平均消費性向(可処分所得に対する消費支出の割合):125.3%
この単身世帯のひと月の支出合計は16万1435円。その内訳は、税金や社会保険料などの「非消費支出」が1万2990円、食費や住居費などの「消費支出」が14万8445円を占めます。
一方、ひと月の収入は13万1456円で、その約9割(12万212円)は公的年金です。
エンゲル係数は28.7%、平均消費性向は125.3%。結果的に、この単身世帯は毎月2万9980円の赤字を抱えています。
ただし、この家計収支データには注意すべき点があります。まず、支出に「介護費用」が含まれておらず、住居費も1万円台と低めです。健康状態や住居環境によっては、これらの費用がさらに上乗せされることも考慮する必要があるでしょう。
また、「非消費支出」が示す通り、老後の年金暮らしが始まっても、税金や社会保険料の支払いは生涯続きます。
多くのシニアがこれらの費用を年金から天引きで納めている現実も踏まえ、年金収入と日常生活費だけではなく、こうした固定費も考慮した生活設計が大切となるでしょう。
参考資料
村上 美咲