大切な主人のご両親ですし、愛する我が子のおじいちゃんにおばあちゃん。仲良くしたい気持ちはあるけれど、言われることに無理がある!そんな悩みをもっているママさんも多いのではないでしょうか。最近では「嫁ハラ」という言葉もあるように、義父母からのプレッシャーに悩むお嫁さんが増えています。
今回は、そんな悩めるお嫁さんのエピソードも交えて、嫁ハラに対してどのように対処していけば良いか、検証していきます。
仕事に口を出されてモヤモヤ…
「義父母の希望で、結婚後は夫実家から車で5分も掛からない場所に住んでいました。姑とも良好な関係だったので、子どもが産まれてからも仕事を続けて行けると思っていたんです。ですが、実際に子どもを産んだら『3歳まではお母さんが側にいた方が良いのに…』と言って、私が仕事に復帰するのは歓迎していない様子でした。
近くに住んでいながらも子どもを義実家に預けることなく、頑張って仕事を続けていました。ですが、2人目を妊娠したことを報告に行くと『それで?仕事を辞めるのはいつ?』と言われてしまいました。義母のなかでは、仕事を続けるという選択肢はあり得ないようです。」
“女性は仕事よりも子育てを優先するのが当然!だってお母さんだから!”このように考える高齢の方は、まだ数多く存在します。これから掛かる養育費や家族で過ごすプライベート時間の充実も考え、仕事も育児も頑張ろうとしているお嫁さんの立場としては、いつまでもモヤモヤが残る問題です。
家事に口を出されてモヤモヤ…
「主人は一人っ子だからか、ともかく母親は手を掛けてきたようです。だからって、それを私にまで押し付けるのは、本当に困ります。先日、義実家でカニを食べるからとお呼ばれしました。ありがたくちょうだいしようとしたら、義母が当然のように『夫君の分もカラを剥いてあげてね』と言って、お皿を渡すんです!モクモクと殻を取る私の横で、主人は食べるだけ。そう言えば、洗濯の時の柔軟剤はコレが良いとか、使うお出汁はコレって渡されたりしてました。義母の好意だと思ってましたが、違うんだなって気が付いてからモヤモヤが止まりません」
主婦として家事を切り盛りしてきた歳月の長さから、絶対的な自信で家事に口を出してくる義母の方は多いようです。ですが、家事のルールは家庭ごとで違うということを分かって頂きたいですね。生活スタイルが違えば、当然家事の利便性や重視する効率も異なります。いくら我が子だからとは言え、結婚したからには異なるひとつの家庭です。その中で家事を担うのは義母では無く、お嫁さんです。アドバイスはありがたいですが、口を出し過ぎる行き過ぎた行為には注意して頂きたいものです。