老後に向けた貯金に取り組む祖父母世代にとって、孫出費の存在は大きいと考えられます。「孫のために奮発していたら老後資金が足りなくなった」なんて事態にならないためにも、自分たちに必要な老後資金をしっかりと調べておきたいですね。
会社員の方は、退職金の有無や金額をあらかじめチェックしておきましょう。就業規則に目を通す、先輩に聞いてみるといった方法もあります。予想金額が分かったら、自分たちで貯める老後資金がイメージできるはずです。
そして、年金がどのくらい受け取れるのかも確認しておきましょう。日本年金機構が手掛けているインターネットサービス「ねんきんネット」や、郵送される「ねんきん定期便」で年金見込額が把握できます。
ただし、必ずしも見込み額を受け取れるとは限りません。念のため、ある程度余裕を持った老後資金を用意しておくと安心ですよ。
まとめ
孫の笑顔が見たい一心で、つい無理をしてしまうケースも多いようです。「いつでも帰って来てね」「孫を預かってあげるわよ」という言葉の裏には、「頻繁には困る」「少しは遠慮してほしい」という本音が隠されているかもしれません。言葉に甘えすぎず、適度に遠慮する姿勢を心掛けておきたいですね。
LIMO編集部