3. 【二人以上世帯】平均貯蓄「2059万円」より実態に近いのは中央値「1264万円」
ここまでは少し遠い世界の話のように感じる方もいたかもしれませんが、ここからはより身近な暮らしに視点を移してみましょう。総務省の「家計調査報告(家計収支編2025年平均結果の概要)」によると、二人以上世帯の消費支出は月平均31万4001円(実質0.9%増)の一方、単身世帯は実質1.5%減と生活防衛の姿勢が見えます。
3.1 平均貯蓄額「2059万円」過去最高
一方、貯蓄面では、二人以上世帯の平均値が2059万円と過去最高な一方、実態に近い「中央値」は1264万円。約3分の2(66.1%)が平均以下であり、一部の高額貯蓄層が平均を押し上げる傾向にあります。
つまり、ニュースなどでよく目にする「平均2000万円」という高い数字に焦る必要はなく、より現実的な中央値の1264万円を基準に自分の足元を見つめ直すことが大切です。周囲のデータに振り回されることなく、ご自身の暮らしを守るための生活防衛や将来への備えを、まずはできるところからマイペースに始めていきませんか。

