積立ほど確実にお金が貯まる方法はありません。月に2万円ずつ積立したら、1年で24万円、3年で72万円、5年なら120万円です。5千円でも、1年で6万円、5年で30万円、10年で60万円です。そんな長いスパンでの積立は、強制的に引き落とされる仕組みがおススメです。

海外旅行も夢ではありません!コスパのいい春休みならアジアのビーチリゾートへ1人6~7万円で行けます。「5年後にアジアンリゾートに行く!」と決めれば、お盆に出かけなくても、ゴールデンウイークに出かけなくても、頑張れます。貯めたお金でシーズンオフにリゾートに出かける時は、会社の人たちの羨望を集めること必至です。その時のことを想像すると、頑張れます。

まとめ:とにかく「予算化」、そして「予算化」

積立てたお金で行く旅行には「大義名分感」があります。コツコツ貯めてきたお金なので、目標の旅行を実現することに、衝動でいった旅行のような後ろめたさは全くありません。なので、本当に気分良く行けるのです。

筆者は3年前にフィリピンのセブ島に行きました。前出の毎月5千円積立を10年間しました。地元の信用金庫で毎月5千円ずつ積立し、1年分の積立を定期預金にして、10年分貯めました。その定期預金を全て解約した時、どれだけ気持ちが良かったことか!定期預金にして「簡単に手を付けられないお金」にしたことが、功を奏しました。

また住信SBIネット銀行には、同じ口座内に複数の目的別口座を作ることができる仕組みがあります。そこに目的別に貯金するのもおススメです。(ただし、コチラは簡単に崩せるので気を付けてください)旅行費用を予算化して、余る分にはOKです。それを急な出費に充てることもできます。

例えば、家電が壊れた時です。我が家ではこの夏、20年間使ってきた冷蔵庫が一夜にして全く冷えなくなり、想定外の買替えをしました。夏に冷蔵庫が壊れるということは、中身が全部お釈迦になるということです、切なすぎました。もちろん冷蔵庫の購入は、現金がなくてもクレジットカードでできますが、アテになるお金がないままカードで支払いするのはなんとも心許ないものです。固定資産税用にプールしていたお金のおかげで、事なきを得ました。

思い立ったが吉日、次の給料が出たら積立を始めてみませんか?

堀田 馨