2028年4月から施行予定【遺族厚生年金の見直し】5年間のみ支給される「有期給付」新たに対象となる人とは?
5年経過後も対象となる「継続給付」についてわかりやすく解説
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6月も下旬に入り、梅雨の季節が本格化してきました。
老後の生活設計を考える際、自身の年金については関心が高いものの、「遺族年金」について詳しく知る機会は少ないかもしれません。
しかし、万が一の事態が起きたとき、遺族年金は残された家族の生活を支える重要な制度です。
特に、会社員や公務員が加入する遺族厚生年金は、2028年4月から制度が大きく見直されることが決まっています。
「自分は対象になるのか」「給付額は変わるのか」といった疑問や不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、2028年4月に施行される遺族厚生年金の改正点について、分かりやすく解説していきます。
1. 遺族厚生年金の基本を解説
遺族年金は、亡くなった方が生前に保険料納付などの条件を満たしている場合に、その遺族が受け取れる公的年金制度の一つです。
特に、会社員や公務員が加入する厚生年金制度における遺族への給付が「遺族厚生年金」と呼ばれています。
「遺族年金と老齢年金は何が違うのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。
簡単に整理すると、老齢年金は自身が高齢になった際に受け取るもので、遺族年金は家族が亡くなった後に受け取るものと理解すると分かりやすいです。
2025年5月に提出され、同年6月13日に成立した年金制度改正法により、この遺族厚生年金の受給期間や対象者が見直されることになりました。
この法律の正式名称は「社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律」です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/元証券会社社員
1985年生まれ。福岡県出身。筑紫女学園短期大学英文科(現・筑紫女学園大学)を卒業後、2005年に日興コーディアル証券株式会社(現・SMBC日興証券株式会社)に入社。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。ファイナンシャルアドバイザーとして、主に富裕層の個人顧客や法人に向けて、株式や債券、投資信託、保険商品などライフプランに寄り添った資産運用を提案する業務に従事。
現在は、株式会社モニクルリサーチのメディア編集本部・LIMO編集部に所属。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」では、人事院、内閣府(金融庁、消費者庁、こども家庭庁)、デジタル庁、総務省、法務省、財務省(国税庁)、文部科学省、厚生労働省、農林水産省(林野庁)、経済産業省(中小企業庁)、国土交通省、環境省といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)