2. 夫婦のどちらかが亡くなった後、生活はどう変わる?必要な備えとは
夫婦二人で生活している間は、年金収入も生活費も二人分を基準に考えることができます。
しかし、配偶者に先立たれると、世帯の収支バランスは大きく変化します。
70歳代の夫婦世帯にとって、この変化にどう備えるかは重要な課題です。
2.1 収入減と固定費の問題:支出が想定より減らない理由
夫婦の一方が亡くなると、世帯として受け取れる年金額は減少します。
それに対して、家賃や水道光熱費の基本料金といった固定費は、一人暮らしになっても大幅には下がりません。
食費などの変動費も、単純に半分になるわけではないのが現実です。
つまり、「収入は減少するにもかかわらず、支出はあまり減らない」という状況に直面する可能性があるのです。
夫婦で元気なうちに、ひとりになった後の家計を大まかにでもシミュレーションしておくと、いざという時に落ち着いて対応できるでしょう。
著者
LIMO編集部貯蓄解説班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2026年6月17日)