2. 夫婦のどちらかが亡くなった後、生活はどう変わる?必要な備えとは
夫婦二人で生活している間は、年金収入も生活費も二人分を基準に考えることができます。
しかし、配偶者に先立たれると、世帯の収支バランスは大きく変化します。
70歳代の夫婦世帯にとって、この変化にどう備えるかは重要な課題です。
2.1 収入減と固定費の問題:支出が想定より減らない理由
夫婦の一方が亡くなると、世帯として受け取れる年金額は減少します。
それに対して、家賃や水道光熱費の基本料金といった固定費は、一人暮らしになっても大幅には下がりません。
食費などの変動費も、単純に半分になるわけではないのが現実です。
つまり、「収入は減少するにもかかわらず、支出はあまり減らない」という状況に直面する可能性があるのです。
夫婦で元気なうちに、ひとりになった後の家計を大まかにでもシミュレーションしておくと、いざという時に落ち着いて対応できるでしょう。